★【感情マーケティング:お客の背中を一気に押す、不満・不安・不信解消策は何ですか?】
【ブログ経営塾・経営全般編】ご覧の皆さん、こんにちは。《超・元気企業づくりコンサルタント》の日下(くさか)です。次のクライアントさんへ向かう途中、午後5時半過ぎでしょうか、久しぶりに雨に打たれ、びしょびしょになりました。今日は想定外でしたね。常に1回分の着替えを持参していますので難を逃れましたけど。こうした準備もたまに利きますね。=======================★シリーズ【ブログ経営塾】各々でblogランキングに参加中!【経営全般編】にも「清き1クリック」 感謝です!!良いブログ探しもこちら。その他のランキングサイトは「左バー:ブックマーク」からどうぞ。1.[人気blogランキング]へ2.[経営ブログランキング]へ==== 気になる今日のニュースから ====●楽天が「安心ショッピングへ」補償サービス (J-CAST)=======================記事によると、『同サービスは、商品代金を楽天が補償するという制度で、支払い済みの商品が未着で「楽天市場」の出店店舗との連絡が困難になった場合などに適用される。補償率は商品代金の100%で、補償額の上限は50万円。補償回数は年1回。』ネットショッピング最大の不安を解消ですね。代位弁済。ようやく全ての会員に適用です。「より安心してショッピングを楽しんでいただけるようにしたい」確かに、まだまだ【現金先払い決済】が主流。三木谷社長の発言がありましたが、出店者側に対する決済方法の多様化を促すことも徹底されれば、不安感払拭に大きく前進ですね。=======================さて、今回も、毎日経営コンサルタントとして、出くわす、世間や経営実務最前線で起こる「事象」、「経営者などの言葉」に注目して、経営者、幹部としての判断・決断・実行のあり方などを検証していきます。とある、食品商社さんのお話。┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.利害関係者(お客、社員、協力先など)の微妙な心理的変化に敏感ですか? 2.お客の『不』などの否定的感情の内、政策的に必須な解消感情を理解していますか?┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━『お客さんの中ではまだ不安視している方もいるでしょうけど、その後の商売の実績と保証によって緩和できているのかな、と思っています。』過去の騒動を振り返っての社長の弁。事業を営んでいる限り、利害関係者(ステークホルダー)である、お客や、社員、協力先、地域社会など、多くの人に囲まれていますよね。一人では何も事業は動かない。全て相手があってのことだ。人は皆、ある自分が抱いた不安を自分の中でコントロールしようとしても、限界があります。それが事業の対象者の思い描いている「不安」であったり「不満」「不信」「お困り」であったりすれば、商品サービスの提供者側が率先して、【不安解消】などの【不】の解除に努めなければならない。ならないというよりは、自然にそう動いていくもの。至極当たり前ですね。消費者の目線で商売の流れを考えた時、商売に繋がる前段階で【不安】などの【不】の感情が生じることが少なくない。こうした大きな【不】の感情に限らず、単に、『敷居が高い』というような感情もよく起こりますよね。また、今年大いにマスコミ賑わしている食品業界の不祥事は、結果的に【不信】の目を助長させています。これは奥深い、難問題だ。商売が成立するためには「人の感情が動く」ステップが含まれるという事実。腸管出血性大腸菌「O157事件」、皆さん覚えているでしょうか?フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、『加熱の不十分な食材から感染し、100個程度という極めて少数の菌で発症し感染症・食中毒をおこす。 そのため感染者の便から容易に二次感染が起こる。~1996年7月13日 - 大阪府堺市で学校給食による学童の集団感染。患者数7,996名、死者3名。疫学調査により原因食材としてカイワレ大根が疑われると当時の厚生省(現厚生労働省)が発表したことは、大きな風評被害をもたらした(堺市の学校給食の責任者も自殺した)。また、この事件を契機にHACCPが注目を浴びた。この問題については、該当食材が残存しておらず、最終的に汚染源は特定されなかった。しかし生野菜汚染が疑われたことから、学校給食などでは温野菜導入の契機となった。』当時の事件に、間接的に関係していたとある食品卸のトップの弁が、冒頭の言葉。科学的根拠、断定がない中での当時の風評被害は想像を絶するもの。最終的に厚生労働省が発表した「原因食品等と特定あるいは推定できるもの」の中にも ブロッコリーやカリフラワー、アルファルファは挙げていても、カイワレ大根は挙げていない?「など」の中には入っている?この会社は、こうした一斉を風靡するような事件のすぐそばで対策を迫られた。会社を揺るがす影響下で必死の信頼回復活動を続けた。行政や小売、消費者へのアピール。すさまじい行動量が必要だった。表示徹底などで【不安払拭】を続けていく。今でもこうした地道な活動は継続中だ。この会社のような極論的な話まで行かなくても、先の楽天さんのような一般ビジネス上、買い手が感じる【不】の要素はいくらでもありますよね。「そんなことは当たり前、知っているよ!」でも、教科書にも載っているようなことなのに実際にそれを追求している会社さんは稀だ。もしくは対応が遅れている。楽天さんもようやくの実施です。あなたの商売で、お客の背中を一気に押してあげる【不解消策】は何ですか?即刻、仕組み、動いていきましょう。そして、順に潰していきましょう。例えば、新たに商品開発、新規事業開発を起こしていくというレベルだけでなく、あなたの日常の行動、お客との接点において単純に接し方、表現の仕方に工夫を加えるだけでも実は実現可能ですよ。ライバルの動きが手薄な間に是非どうぞ。また、目先のお客だけでなく、中期的に、利害関係者(ステークホルダー)である、社員、仕入先、協力先、株主、地域社会などに対しても解消できればいいですね。今日はこの辺で。改めまして、★【経営全般編!】への「応援クリック」&「良いブログ探し」 ↓ ↓ ↓ 1.[人気blogランキング]へ2.[経営ブログランキング]へ【超・元気企業】創っていきましょう!=======================追伸 ★★★★★新着ニュース★★★★★【起業家&中小企業経営者応援★メルマガ経営塾】 メルマガ新登場!【ブログ経営塾】5誌分の統合・改定版を『メルマガ』にて日刊で配信中!お好きな方でどうぞ。1.[まぐまぐ読者登録ページ]へ2.[melma!読者登録ページ]へ=======================★シリーズ【ブログ経営塾】その他はこちらです。ご愛顧感謝!!1.【ブログ経営塾】ドリームゲート起業成功編 2.【ブログ経営塾】組織&人事編 3.【ブログ経営塾】マーケティング&セールス編4.【ブログ経営塾】ビジョン&戦略構築・展開編