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埋もれ火のアンソロジー

埋もれ火のアンソロジー

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2009.08.06
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カテゴリ:タマ&茶々日記
これは2009年7月21日午後6時から7時頃の出来事である。

仕事から帰ってきてカバンを置いたとき

細君が二階に水をもって以降とするときだった。

「俺も行く」

無意識のうちに言葉がでてしまった。

「おいでよ~。タマにあってあげてよ~」

細君が甲高い声で言った。

細君について二階の三男の部屋に入った。

そこには

三男がギターを弾くときに使う丸い緑色の椅子の上に

行儀よくすわっている白い猫がいた。

俺とタマの目が合った。

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何十年ぶりになるんだろう?

猫を抱くなんて・・・

こんな自分は予想外(想定外)の展開だった。

俺の人生で犬とはまた出逢いがあっても

猫との出逢いなど想像もしていなかった。

昔、それがいつの頃さえかもわからない。

5才の頃飼っていたマリの感触なんておぼえてないし

カツの家で飼っていたミケの印象が強い。

とにかく、俺はみんながタマと呼んでいる猫を抱いて

リビングへとおりていった。



つづく。








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Last updated  2009.08.06 18:36:47
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