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埋もれ火のアンソロジー

埋もれ火のアンソロジー

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2010.05.24
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カテゴリ:昭和歌謡曲
Bob_Dylan_BD043-1s

伝わった、伝わらないは別として
歌は「波動」であると認識している。
波動には悪波動もあるし、その逆もあるのだが
そのことについてはまた後日書くことにします。

今日は歌手とは何かについて書きます。

歌手とは何かを語る前に
ぼくの私見として明確にしておかなければならないことは
「歌手」と「歌」とはどちらが主役かということを
みなさんはどうお考えでしょうか?

ぼくは「歌」は半永久的な波動エネルギーの存在なのに対して
「歌手」は100年足らずで地上から消えてゆくから
この地上における存在意義の重さからいうと
「歌」のほうが圧倒的に優先的存在だと考えています。

これには反論があることは承知しています。
「歌」を産み出すのは「人」であるし
その歌を世間に広めるのはその歌にかかわった人たちだからです。
しかし、やはり産まれた「歌」は
作詞家、作曲家、編曲家、演奏者、歌手の手を離れて
独立した存在となることにぼくは重きを置いています。

そこで歌手とはどういう歌手を
最高の歌手というかというと
・歌がうまい
・音域が広い
・表現力が豊か
など諸条件があるとは思いますが
そういうのは「芸能」とか「音楽業界」の価値観であって
聴く側の価値観は別のところにあると言いたいのです。

ぼくの私見でストレートに言わせてもらえば

歌手は「通路」である

この「通路」であることは
「歌」を聞き手に伝えるときに
自分の気持ちや感情を横において
ただ「歌」のもっている「力=エネルギー=波動」を
外に出すという「通路」になった歌手を僕は最高の歌手だと思っています。

この人は無意識に「通路」になっているような気がしませんか?

くよくよするなよ

歌詞があって、
曲があって
演奏するギターとブルースハープ
そして歌手としてのボブ・ディラン

ここで大切なのは
どれが主役になっているかという
その1点です。
ボブ・ディランの多くの歌を聴いてわかることは
歌が主役だということです。
ボブ・ディラン自身は「通路」になっているでしょう?

ボブ・ディランをはじめて聴いたとき
なんだ!こりゃ?
下手糞な歌
しゃべってるような歌か朗読かわからんような歌い方・・・
そう
ボブ・ディランにとっては自分が化粧をしようが
髪に寝癖がついていようが
アコギで歌おうが、エレキで歌おうが
そんなことはどうでもよかったんだと思う。

ボブ・ディランは
「通路」になるだけだから
歌うことに臆病にならなかったんだと思う。
そして
歌われたがっている歌たちを作る場合にも
彼は「通路」になって作詞し、作曲していったような気がする。

時代は変わる

おいおい、コックン
君の私見はわかったけど
日本の歌手で言うなら誰が「通路」になってると思うんだよ?

いい質問だねえ!
鋭いツッコミだよ!

二人の歌手が頭に浮かんでるんだが・・・
それが適切かどうかは疑問だが
直感でぼくの私見をつづけてみるよ。

日本で「通路」になってる歌手。
ひとりめは天野滋なんだ。
これを聴いてみてよ。

あせ

「通路」になってるかなっていないかを判断するポイントは
眉間なんだ。
歌だからもちろん「口」「喉」を使って声を出しているんだけど
よ~く見ると、眉間のあたりから
もうひとつ見えない何か=波動が出てるんだ。

そして、自分の「歌」を表現するのに
「通路」になり得たかなり得なかったが
たぶん彼らのなかの基本軸にあったような気がするんだ。

もうひとりは美空ひばり。
この歌を聴いてみてください。

花笠道中

岡林信康が話していたが
美空ひばりも岡林も楽譜が読めなくて
美空ひばりは歌詞の上に自分で記号みたいなものを書いていたそうだ。
その記号は何か?
「歌」のいのち=波動を最大限に発揮するため
自分が「通路」となるための記号だったと
ぼくは思っているんだ。

私見だからね。
ただ思ったことを書いているだけなんだ。

つづく。




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Last updated  2010.05.25 10:43:41
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