埋もれ火のアンソロジー

「あさみ ちゆき」という個性的な名前の由来は、
故郷の山口県における朝の海の景色が好きということから名字の「あさみ」。
「ちゆき」は若くして亡くなった兄の名前「智幸」から。
初めて芸名を知った人の中には、
名字が「あさみち」、
名が「ゆき」と勘違いする人も多い。

あさみちゆきは
あさちゃんから紹介されて
このひとも
僕の紅白歌合戦に出したいって
思ったわけなんだ・・・

大貫妙子
ＥＰＯ
上田知華
種ともこ
遊佐未森
っていう人たちは
歌をほとんど聴いたことがないんだ

ごめんね
あさちゃん














井上陽水が
ＮＨＫの紅白に出たかどうか
わからないので
おもいきり
僕の紅白歌合戦に登場してもらった。
対戦相手が
あさちみゆきというのも
井上陽水にほめてもらえるという気がする
３１組目というのも中途半端でいい
オオトリなんてのは
井上陽水には似合わない

歌が迷うんだよな・・・



筑肥線のなかで
高校生の同級生が
井上陽水の氷の世界のＬＰをもって
はしゃいでる姿に嫌悪を感じた
「おまえらの世界には俺は入らない」
そんな感覚を明確に抱いたことをおぼえている

いやいや
大学１年（１９才）の冬
井上陽水のコンサートの警備員のアルバイトを
先輩の吉岡さんに誘われていって
タクシーまで井上陽水を案内したのが
井上陽水との直接の出会いだったが
井上陽水のコンサートやレコードにお金を使う気はなかった

大学２年（２０才）のとき
筑豊の深町さんの手紙に
「井上陽水の「青空ひとりきり」っていいね」
と書いてあったの読んで
あわてて「青空ひとりきり」のレコードを
買いに行ったのが最初の井上陽水レコードだったと思う

大学３年（２１才）で
オサム君が青葉荘で
井上陽水の歌をギターで弾いてたのが
俺にとっては井上陽水との出会いだったかもしれない
もしも明日が晴れてたら
とかをオサム君は歌っていたんじゃなかったかな？