最近聴いた新譜CD一覧
新譜CDをいくつか聴くことが出来ましたので、 順に以下に紹介してみます。 今までボクは、おおむね「良かったもの」しか紹介しないで きていたのですが、 それは「借りて聴いた自分」が、「買って聴いた人もいるであろう 作品」を、悪く書くのは何か悪いなぁという思いがあるからでした。 でもまぁ「自分が聴いたものの記録」を残すという意味で、 一応「日記」に残しておくことにしました、今回は(^^) なので、これから先は、また「良かったもの」だけについてしか 書かなくなるかもしれませんので、あしからず。『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア/マドンナ』「マドンナ」の新譜です。「立ち食い蕎麦屋」で、「ABBA」の『ギミー・ギミー・ギミー」をサンプリングした 曲がかかっているのを聴き、「あざといなぁ」と思いつつ、どこか魅かれてしまいまして、 それが「マドンナの新曲」だと知って、 たまらず新譜CDを借りてきたという次第であります。 全曲「クラブ系ディスコサウンド」といった感じでして、 今までよりは良いかなぁとは思いますが、 やはり「1曲目」の『ハング・アップ』(「立ち食い蕎麦屋」で聴いた曲」)のみ頭抜けているといった 具合で、あとはそこそこって感じですね。『フラッシュポイント/スティーヴ・スミス』 元「ジャーニー」のドラマーである「スティーヴ・スミス」は、 今は「コンテンポラリー・ジャズ」系のドラマーになって いまして、で、その新作です。 スティーヴ・スミス(Ds)デイヴ・リーブマン(ss,ts) アイデン・エセン(kb,p)アンソニー・ジャクソン(eb)という、 超豪華メンバーによる「コンテンポラリー・ジャズ」が 繰りひろげられています。 ボクは本来あまり「コンテンポラリー・ジャズ」は 好みではないのですが、それは、「全てプログラミングされた高性能な自動演奏装置」を 再生しているようにしか聴こえない作品および演奏が多い 印象があるからなのですが、 しかし本作品は、「人間が演奏している」手応えに満ちていて、 すごく良かったなぁと思います。 まさに「エキサイティング」でして、 それは「この道の達人大御所」である「デイヴ・リーブマン」 の参加が大きいのだなぁと、あらためて実感しています。 このところ「アコースティック・ジャズ」づいていた「リーブマン」氏だったのですが、 久々に「マイルス・デイビス・グループ」時代が よみがえったかのようなホットな演奏を聴かせてくれていまして、 ホント嬉しくなってしまいます(^^)「コルトレーン系をルーツとするコンテンポラリー系サックス」 の多くの「上手いプレイヤー」の人たちは、「デイヴ・リーブマン」氏や「ウエイン・ショーター」氏などと自分とでは、 同じようなことを演っていても、どこがどうして自分と違うのかを、 この作品を聴いて、しっかり研究&研鑽してみたらいいのではなどと、 かなり偉そうではありますが、思ってしまいました(あくまでも「個人的意見」であります。「じゃあ自分はそんな偉そうなことを言えるほど、 上手くていい演奏が出来るのか?」と言われることを気にしていたら、「本音の日記」は書けませんので、ご了承ください)。 『トゥー・ファンキー・トゥ・イグノア/ハイラム・ブロック』『ダイナマイト/ジャミロクワイ』『MIMI/マライア・キャリー』 う~~ん、いずれももう一つって感じですかね……、 あえてこまかいコメントは、本文中では差し控えさせていただきます、 まぁでも「好み」の問題なだけで、 作品自体は案外「傑作」なのかもと、思っていたりもしています。