タイとタイ語に魅せられて

やっと『ラムカムヘン王碑文を探せ！』の３回目です。

今まで、ラムカムヘン王碑文の「複製」について書いてきましたけど、
じゃあ本物はどこに？ と思いますよね。

バンコクの国立博物館にあるようです。
こちらに、「展示場所　国立博物館」と書いてあります。

でも私が国立博物館に行った時は、複製はあったものの、
本物にはお目にかかれなかったんですよねー。見逃したのか、それとも非展示なのか。
どなたか本物を見たことのある方いらっしゃいますか？

さて、また複製の話に戻ります。

国立図書館にもあります。



何階か忘れましたが、低めの書棚の上にたたずんでおられました（笑）
そこで重要な事実を発見。

プレートには、「実物の3/5スケール」との説明が！

チュラ大のも土地局のも、この国立図書館のとサイズも作りもそっくり。
製作者が一緒なのでしょう。ということは、みんな3/5の大きさなんですね。

実物は、高さ115.5cm × 幅35.5cm × 奥行35.5cm。
その3/5ということは複製は、高さ69.3cm × 幅21.3cm × 奥行21.3cm。
確かにそれぐらいのサイズに見えます。

それともう１ヶ所、スクンビット・ソイ２３の奥にある
シーナカリンウィロート大学の図書館にもあります。



コピー・サービスのある一番上の階の柱の陰に置かれていますよ。

今まで紹介してきた場所は、観光コースや繁華街からはずれているので、
なかなか行くチャンスがないですよね。
でも１ヶ所、ラムカムヘン王碑文の複製が気軽に見られる便利な場所があるのです。

それは、ナライパン。
そう、セントラル・ワールド・プラザの向かい、ゲイソン・プラザの並びにある、
タイ民芸品のデパートです。

そこの３階かな？ 大きめの家具などが売られているフロアーの、
やはり柱の陰に置かれているんです。

それを見つけた私は、奥でクイッティオ召し上がり中の店員さんに
「あれは売っているんですか？」と質問してみたんですが、
「売ってない」の一言しか返ってきませんでした（泣）

ま、博物館や図書館まで行かなくても、あれを（タダで）見られるのでオススメです！

しかしこうやってラムカムヘン王碑文の複製が置かれているスポットを見てくると、
一つのことに気付きます。
国関係のところにしか存在しない、ということ。
全て国の機関、国立大学、国営デパートですもんね。

ここでまたみなさんに質問です。
今まで紹介してきた場所以外でラムカムヘン王碑文の複製を見たことがありましたら
是非教えてください！！

次回はそのまとめと、まだある意外なスポットの紹介で最終回にしたいと思います！