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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:タイ旅行記
バンコク北西部に昨年夏開業した高架鉄道パープルラインの
沿線紹介の旅を以前書きましたが、その際に行き残したスポットが 何か所かあったので、行ってみました。 旅の実施日は、2017年3月25日(土)。 まずは以前の「パープルラインに初乗車&沿線見どころ紹介」の時と同様に MRT終点のバンスー駅から無料シャトルバスでパープルライン始点の タオプーン駅に向かいます。 3分でタオプーン駅下の終点に到着。 時刻は、09:01。 バスを下車して左手に歩いたところにある上りエスカレーターで パープルラインのタオプーン駅に上がります。 ここ始発の電車が入線して出発。 時刻は、09:12。 今回もお客さんガラガラ。 まあ土曜日ってこともあるんでしょうけど、 乗車率は5~10%っていったところ。 すれ違った反対行き列車はもう少しお客さん乗ってましたけど。 チャオプラヤー川を渡って4駅目の バンプルー駅(สถานีบางพลู)で下車します。 時刻は、09:39。 駅の場所は、ここ(グーグルマップ)。 最初に向かうのは、水上マーケットなんですが、 ここからちょっと変わった行き方で向かおうと思います。 電車の進行方向左手の景色をホームから見ると、 真下にバンクルアイ-サイノーイ通りが南北に走っています。 中央やや右に赤い屋根のお寺が見えるのが分かりますか? まずはあそこまで歩いて行きます。 ホームから下りるエスカレーターに乗ったら、 前を行く男の子3人組の一人のTシャツに目が釘付けに。 「ずっと友達でいよう」 青春だな~!(笑) 改札を出て出口へ向かう通路からバンプルー駅を眺めます。 建設したのは日本の企業連合体。 クオリティーが違いますね~。さすが日本企業! 4番出口に出ました。 時刻は、09:44。 ここから右へと歩道を進み、 さっき上から見たバンクルアイ-サイノーイ通りとの交差点を 右に曲がり右側の歩道を5分ほど歩いていくと、 右手にお寺の山門が建つソイの入口が出現。 ソイ・バンラックヤイ22との看板表示が。 お、ここだ。 ソイに入り、くねくね曲がる道なりに3分ほど歩くと、 左にお寺の本堂が見えてきましたよ。 タイの伝統音楽がスピーカーから流れているのが聞こえます。 ここがお寺の入口。 ワット・モーリー(วัดโมลี)といいます。 場所はここ。 バンプルー駅からの道順もグーグルマップで示しておきますね。 入りますか。 時刻は、09:55。 駅を出たところから11分かかったんですね。 本堂横を通り過ぎると、正面奥にあずま屋が並んで建っているのが 見えてきました。運河沿いの船着場でしょう。 そこまで辿り着くと、 右手に屋台の並ぶ一角があるじゃないですか。 せっかく来たので冷かしてみますか。 これはちょっと・・・ ^_^;) 実際に営業している店の数は10あるかどうか。寂しい限りですが、 なんと一応「ワット・モーリー水上マーケット」らしいですよ。ここ。 2017年2月4日にオープンしたばかりで 毎週土日にやっているようです。 うーん、大丈夫なんだろうか。 あ、これから向かう水上マーケットはここじゃないですよ(笑) スアンブア国民水上マーケットってところを目指しています。 実はそこと結ぶ船がこのワット・モーリーから出ているとの情報を 得たので、ここに来たんです。 で、どこから出ているんだろうか。 功徳を積むための放流魚を売っている、 夫婦と思しき30台前半の2人に尋ねてみました。 「もう来なくなって随分経ちますよ。今は通り過ぎるだけです」 ゲェェ!! 通り過ぎる船っていうのは、どうせ9寺巡りの観光船でしょう。 ここまで来たのにどうすればいいんだ (T_T) 「船を呼ぶしかないですね」 へ? すると背後から若い男性の声が。 「電話して呼んであげましょうか。船賃は50バーツですよ」 振り向くと、タイ語でネーンと呼ばれる少年僧でした。 歳の頃は20代半ばかな? ありがとうございます! ということでスマホで電話して呼んでくれました。 船着場で待っていれば間もなくティーさんが船で来るからと。 念のためあなたの電話番号を教えてと言われ、 怪訝に思いつつも教えるとすぐにその場でワン切りして確認してました。 まあいっか。 しばらく少年僧になんでタイ語が話せるのかとか お決まりの質問攻めにあった後、船着場に出ます。 これは、オームノン運河。 アユタヤ時代にショートカットが掘削されるまでは チャオプラヤー川の本流でした。 時折住民が手漕ぎの船で運河を行き来している光景が見られます。 ノンタブリー県はまだ舟のある生活が残っている地域が結構あって 好きなんですよね。 10分ほど経った頃、 1艘の船が向かってきました。 あれに違いありません! <旅費交通費> パープルライン(土日は全線均一料金なので):15バーツ ここまでの合計:15バーツ ※旅は2017年3月25日(土)に行いました。 つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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えらいアクセスが悪いんですなあ。変わった行き方、と書いておられたんでもっと便利な方法もあるんでしょうけど。
それにしても近代的な高架鉄道の沿線といっても、のどかな場所ですねえ。こういう場所まで公共交通機関の恩恵に預かれるんだから、バンコクは羨ましいかぎりです。 (2017/06/12 01:25:20 PM)
相変わらずフットワークがいいですね。
どこでも行ってみたい場所にすいすい行ってします。 その点自分は、興味のある場所があっても「道が混む、時間がない、面倒くさい」と理由ばかりつけて出不精になっています。 すこしは見習わないと。 (2017/06/12 01:45:23 PM)
Tui☆さん
>えらいアクセスが悪いんですなあ。変わった行き方、と書いておられたんでもっと便利な方法もあるんでしょうけど。 いえ、便利な方法はありません!(笑) タイ人って車移動が基本じゃないですか。なので目指す水上マーケットもお客さんが車で来る前提でやってるように感じました。たぶん車以外の手段で来るお客さんのためにワット・モーリと結ぶ船の便を設定したんでしょううけど、お客さんの数が想定より少なかったのか早々に廃止になってしまったようで ^_^;) >それにしても近代的な高架鉄道の沿線といっても、のどかな場所ですねえ。こういう場所まで公共交通機関の恩恵に預かれるんだから、バンコクは羨ましいかぎりです。 ノンタブリーのチャオプラヤー川以西は幹線道路から離れるとまだまだのどかですよ。運河が多いので船のある生活が今なお続いています。こんな光景もあと数十年すれば見られなくなってしまうのかもしれませんね。 (2017/06/12 05:25:47 PM)
バンコク「竹亭」さん
>相変わらずフットワークがいいですね。 >どこでも行ってみたい場所にすいすい行ってします。 ありがとうございます! でもブログのネタを切らしてはいけないというプレッシャーがフットワークを軽くさせている面もあったりします(笑) >その点自分は、興味のある場所があっても「道が混む、時間がない、面倒くさい」と理由ばかりつけて出不精になっています。 >すこしは見習わないと。 竹亭さんはお仕事が忙しくて試行錯誤しながら行き当たりばったりの旅をする時間がないですもんね。しかもムエタイのジムに通ってらっしゃいますし。 私も日本にいる時はまっく国内旅行をしませんよ(笑) (2017/06/12 05:30:31 PM)
パープルラインがすいているのが気になります。
見込み乗車率調査はしているのでしょうが、もっとにぎやかになってもらいたいです。 バンスーから無料とはいえ連絡バスに乗るというのは何とも変わった方法ですね。 (2017/06/12 07:50:20 PM)
GKenさん
>パープルラインがすいているのが気になります。 >見込み乗車率調査はしているのでしょうが、もっとにぎやかになってもらいたいです。 当初の見込みが甘すぎたんでしょうね。その点はマスコミの報道でも非難されています ^_^;) >バンスーから無料とはいえ連絡バスに乗るというのは何とも変わった方法ですね。 実はMRTが今の終点のバンスー駅からパープルライン始点のタオプーンまで延伸予定なんですよ。その延伸を何故パープルライン開業に間に合わせなかったのかが私も不思議でなりません。 バンスー~タオプーン駅間の無料シャトルバスはMRTがタオプーンまで開業するまでのつなぎ役です。 そう言えば政府は今年8月にMRTをタオプーンまで延伸開業させると言っていました。本当にそのとおりになるのか注視していましょう ^_^;) (2017/06/12 10:16:31 PM)
こんにちは!こんな水上マーケットがあったのですね。水上マーケットファンとしては、今度行ってみようと思います。
(2017/06/14 11:38:27 AM)
Nongbuaさん
>こんにちは!こんな水上マーケットがあったのですね。水上マーケットファンとしては、今度行ってみようと思います。 Nongbuaさん、当ブログへのご訪問とコメントありがとうございます! ワット・モーリー水上マーケットは正直に言って名前だけで運河に舟の物売りが並んでいるわけでもなく寂しい限りですよ。 たぶん、これから向かうスアンブア国民水上マーケットがそう遠くない場所にオープンしたので、それならウチでもやってみようかと言う話になってなんとなく始めてみたっていう感じのような気がします。ここを目的に行かれたらガッカリするような… ^_^;) 次回お伝えするスアンブア国民水上マーケットとセットで行かれるといいかもしれませんね。 Nongbuaさん、またどうぞお気軽に当ブログにご訪問ください! (2017/06/14 05:41:23 PM) |