タイとタイ語に魅せられて
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Lamyai_daeng
タイとタイ語にまつわる様々な話題を、体験を織り交ぜながら綴るブログです。最近はバンコク周辺バス1日旅の内容がメインです。
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「船を呼んだ人がいるようだけど」 目の前にやってきた船の男性が話しかけてきました。 ティーさんですか? 呼んだのは私です。 スアンブア水上マーケットへ行きたいんですが。 男性が頷いてニコッとすると、船着場に船を寄せます。 ということで乗船して、スアンブア国民水上マーケットへ向けて出発です。 時刻は、10:12。 もう一人乗っているおばさんは、相乗りのお客さんなのか 船頭さんの奥さんなのか不明 ^_^;) さっき歩いて来たバンクルアイ-サイノーイ通りの橋をくぐり 一路東へ。 穏やかな水面が綺麗ですねー。 しかしワット・モーリーとスアンブア国民水上マーケットを結ぶ シャトル船が運行開始から数か月で廃止になってしまった今、 一般的に利用しえる足の選択肢は、自家用車一択。 あとはタイ語力がちょっと必要ですが、 今回の私のようにワット・モーリーで誰かに船を呼んでもらうか…。 最後の手段は、ひたすら徒歩ですね。 帰りに気が向いたら人柱になってみますか(笑) 4分ほどで見えてきました。 あの青い屋根のところが、どうやら水上マーケットの船着場みたいですよ! 泊まっているのが、元のシャトル船ですね。 今は9寺巡りツアーにでも使われているんでしょう。 その船に横付けしてここから上がりなさいと。 50バーツですよね? 船頭さん、渋い顔してます。 「ここまで来るのには…」 と言いかけて口ごもっているので、 いくらですか? と尋ねると 「80」 まあいっか。言い値で支払います。 電話番号を教えてもらって、もし帰りにまた利用したかったら 電話しますね、と伝えて船着場に上がりました。 時刻は、10:19。 船着場の垂れ幕には、 「国民」政策にもとづく基礎経済増強プロジェクト スアンブア国民水上マーケット 運営:バンヤイ郡村落・市街集落基金ネットワーク とあります。 ちょっと説明が必要ですね。 「国民」と訳したプラチャーラット(ประชารัฐ)とは、 プラユット首相が唱えている政策です。 ざっくり言うと、「国」(ラット)と「民」(プラチャー)が協力して 治安の安定、国家・コミュニティの発展、格差の是正などを進める力を 生み出そうという考え。
なのでここは、プラユット首相の「国民」政策に沿った、 公的団体運営の水上マーケットってことなんでしょう。 今年2017年1月14日にプレオープンで翌日の 1月15日に正式オープンしたばかりの新しいマーケットです。 船着場から細い通路を抜けると、まるで田舎の住宅街の路地に 迷い込んだかのような景色が。 あれ、ここで合ってるんだよなあ? ^_^;) 歩いて行くと、両側に池があるのに気付きました。 左の池沿いにはホームステイ(宿泊サービス)の部屋が並んでいます。 で、右の池を囲むかたちで 目指していたマーケットがあるようです。 茂った木々の間から物を売っているブースが 池側を向いて営業しているのがやっと見えました。 とりあえず周辺の観察からと思い、 路地を突き当りまで抜けると、そこが表側の入口でした。 「スアンブア」とだけ書かれた看板が掲げられたゲートが 路地入口に立っています。 その右が駐車場。 で、さらに右にはゾウの頭をあしらったモニュメントが聳えています。 まったくもって逆光でゾウさんの顔がはっきり見えなくてすみません ^_^;) ゾウさんモニュメントの下には 線香とお供え物が。 その先の池にはハスがビッシリ。 「スアンブア」=「ハス園」の由来は、この池なのかな。 ちなみに左に見える池の上に建つカラフルな家屋が さっき見たホームステイ用の部屋です。 さあ、路地を戻っていよいよスアンブア国民水上マーケットに入ってみますか! 場所は、ここ(グーグルマップ)。 四角いかたちのエビ・魚養殖池の3辺に通路があって店が並んでいます。 もう1辺はレストラン。 のどかな雰囲気が漂っていますねぇ。 ここならではの商品を探して進んでいくと、 プーヤイウェオ農園のマナオジュース と書かれた屋台を発見。 マナオ(ライム)生搾りハチミツ入りジュース100%と。 ちょうど喉が渇いたので買ってみますか。 「自分の農園で取れたハチミツです」と店の女性。 ほぉ、マナオだけでなくハチミツもですか! 20バーツでした。 砂糖を加えていない自然で控えめな甘さが美味しいですね~。 マナオも酸っぱすぎずちょうどいいです! 飲みながらさらに歩いていきます。 お客さんの姿がほとんどないのは、 まだ午前中の早い時間だからですよね、きっと ^_^;) <情報> スアンブア国民水上マーケット (ตลาดน้ำประชารัฐสวนบัว Suan Bua Floating Market) 営業日時:土日祝 8:00-17:00 地図:グーグルマップ 詳細:スアンブア国民水上マーケット facebook <旅費交通費> 船賃:80バーツ ここまでの合計:95バーツ ※旅は2017年3月25日(土)に行いました。 つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。
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