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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:タイ旅行記
カンチャナブリーに最近ハマっているんですが、
ネットで情報収集している中でミャンマー国境の「ど山奥」に すず鉱山だった集落があるとの記事を見つけました。 集落名は「イートン」(อีต่อง)。 カンチャナブリー県のトーンパープームからイートン行きのソンテオが 出ているのですが、朝10:30発の1本のみと、どのウェブサイトにも 書かれているんです。 モーチット・バスターミナル発スリーパゴダパス行きは6時台出発で トーンパープーム着11時台なのでギリギリ間に合いません。 さてどうしたものか。 今までの経験でタイのこの手のソースはいい加減なことが多いと分かっています。 いくらなんでも1日1本ってことはないだろう。万一そうでも他の手段が何か あるはず。 最悪の場合は、目的地をカンチャナブリー県内の温泉宿にでも変更するかな。 というほとんどぶっつけ本番的な感じで旅立ったのでありました。 旅行実施日は2017年3月27日(月)。 まずは早朝、モーチット・バスターミナルへ。 モーチットバスターミナルに05:16着。 正面から入って中央の窓口へ向かって行くと、 22番窓口の女性が「Where you go?」と。 ダーン・チェーディー・サームオン(スリーパゴダパス)行きのバスで トーンパープームまで行きたいんですが。 「ポー2ね」 エアコン2等バスとのこと。 あれ? 前回乗った時はエアコン1等だったのに。 曜日かシーズンによって変わるのかな? しかも出発時刻も06:30と。 前回は06:00だったぞ。 でもポー2になった分、運賃は安くて169バーツ也。 窓側の席を指定しました。 ブラブラして時間を潰した後、 指定の109番ホームへ。 これか。 06:10。 そう、起きた時からずっと雨模様なのです。 このシリーズ初の、雨の中でスタートする旅になるとは…。 バスに乗り込むと車掌さんが席まで案内してくれました。 全員の乗車券確認があった後、06:36に発車です。 バーンレーンを通過する頃に一旦小降りに。 でも厚い雲が立ち込めたままです。 すると前方席の女性がおしっこしたいと車掌に訴え出しました。 おいおい、出発したばかりなのに。トイレに行っておかなかったのか。 ちょっと待ってと車掌さん。 あ、そうだ。あれがそろそろなはず。 車窓を凝視していると… いた! ナゾのジャンボジェット機です(笑) 空港があるわけでもナイトマーケットの客寄せパンダなわけでもなく、 ここにある理由が不明なんですよ。 グーグルマップの航空写真でもその姿を確認できます。 そしてバスはカンペンセーンの町を通過。 ほどなくして左手で停車しました。 バスを運行しているトランスポート社の施設のようですね。 ここで急遽、さっきの女性のためにトイレ休憩です。 時刻は08:12。 10分も立たず出発すると、今度は右手の一角に入って停車しました。 場所は、ここ。 時刻は、08:36。 「15分の休憩です。食事をしたい方はどうぞ」と車掌さん。 え、こんなところで休憩なのか。 しかもポー2なので食事は無料ではないとのこと。 中には、飲み物とタイ料理のコーナーが。 奥には土産物や地元の物産が並んでいます。 運転手&車掌さんはクイッティアオを食べ始めていましたが、 私は手前の飲み物コーナーに でかでかと「ラオス・コーヒー」と書いてあるものだから 試しに注文。20バーツ也。 「熱いのでトレーのまま持って行ってください」と店の女性。 本当に熱い。スプーンまで熱いぞ。 アルミ・コーヒーフィルターのない ベトナム・コーヒーって感じですかね? 正直に言ってあまり風味を感じませんでした ^_^;) 09:05に再度出発。 カンチャナブリー・バスターミナルに09:34に到着して、 5分後に出発。10時過ぎに山が迫って来たら 雨がまた結構降り出しました。天候を諦めかけていたところ、 国鉄西線(ナムトック線)ナムトック駅付近で、ようやく止みました。 ナムトック・サイヨークノーイ駅を通過してすぐの検問で停車。 迷彩服の男性が乗って来てミャンマー人5-6人を詰所に連れて行きます。 時刻は、10:45。 その間に他の乗客はトイレ休憩。 入国管理警察のサイヨーク検問所の様子です。 10:50発車。 日が出てきましたよ。ツイてるな~。 車内で聞こえてくるタイ語はみんな訛りがあります。 後部座席の集団はミャンマー語だし。旅行者は皆無かな。 ヘルファイアパスもヒンダート温泉も通過したバスは、 クウェー・ノーイ川に架かる橋を渡ります。 そして トーンパープーム(ทองผาภูมิ)に到着! 時刻は、11:51。 場所は、ここ。 うーん、町のはずれじゃないか。 予想外の場所で降ろされたぞ。 <旅費交通費> バス:169バーツ ここまでの合計:169バーツ ※旅は2017年3月27日(月)に行いました。 つづく ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めのタイ語入門書です★★★ ◇入門書◇ 『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社 ◇単語集◇ 『キクタン タイ語【入門編】』アルク お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[タイ旅行記] カテゴリの最新記事
臨時のトイレ休憩の話がタイらしくて笑えます。
大らかですね。 他の乗客も到着が遅れると文句を言う人はいないでしょうし。 日本だったらヒンシュクものかな^^ そういえば、私も店を閉めたら時間が出来ます。 のんびりとローカルバスの旅でもしてみようかな。 タイ国鉄も乗りたいな。 (2017/08/14 02:06:22 PM)
行きあたりばったりの旅らしい旅になりそうですね。
どう展開するのか、緊張感もあり、楽しみです。 (2017/08/14 03:04:49 PM)
今までの経験でタイのこの手のソースはいい加減なことが多いと分かっています
>>アハハ、昔バイクや、車で移動中、止めて目的地を訊きますと。 親切に教えてくれますが、行けどもヒットしない。 で、 別人に聞きますと、反対側を教えられる! と、 いうようなことが、度々。 で、考えた 知らないと、言いずらい 知らないことは恥ずかしいから 適当に言う、 違っていても、戻って来て 『違っていたよ』などと言う人間は居ないと 知っている。 で、適当に、この先などと言うんですね!! あはは 地図を書いてくださいと、言っても 地図を書けない人がほとんど(大卒者でも書けない人が居ます、 地図上で、首都さえ示せない人さえいます! で、 地図を書いてくださいと、頼めば、 ペンも紙も出しているのに! 『連れて行ってあげる、』後ろに乗れと、バイクの後部座席示す。 で、後ろを追尾して目的地へ! で、彼は来た方向へ戻るのです。 ★態々時間を割いてくれたのです!感動しました。 で、 事前に調べるようにして、極力訊かない! というようにして、15年以上。 でも、地図が読め無い人だけではない、のは確かですが 示せないけど、何処へだって行けるのがタイ人! YMCAでタイ語学んでいた時のジョセフさんと、その点お互い驚いたのでした! 日本人もアメリカ人も、地図を描ける。 タイ人は、示せないが【道を知っている】んです!ご承知のことですよね! ★ それにしても!態々日本から来て!旅日記。 タイ在住者だと、思ってしまいましたよ。 訛のあるタイ語、直ぐ判りますね!↓ 車内で聞こえてくるタイ語はみんな訛りがあります。 ___また伺いますね! (2017/08/14 03:30:45 PM)
バンコク「竹亭」さんへ
>臨時のトイレ休憩の話がタイらしくて笑えます。 >大らかですね。 >他の乗客も到着が遅れると文句を言う人はいないでしょうし。 >日本だったらヒンシュクものかな^^ 終点のスリーパゴダパスまで所要時間約7時間ですから、 5分や10分の遅れでカリカリする人はいないんでしょうね。 私もイレギュラーなことが起こると逆にワクワクするタチなもんで 別に臨時休憩すること自体は気にしませんでした。 でも乗車前にトイレに行っておきなさいと内心思いはしましたが(笑) >そういえば、私も店を閉めたら時間が出来ます。 >のんびりとローカルバスの旅でもしてみようかな。 >タイ国鉄も乗りたいな。 そうですよ! プラジュアップで新規開店したらまた忙しくなるでしょうから、 ぜひその間に一人旅してください。望ちゃんも許してくれるでしょう ^^ なんだったらインドの旅もいかがですか? (2017/08/14 04:51:15 PM)
GKenさんへ
>行きあたりばったりの旅らしい旅になりそうですね。 >どう展開するのか、緊張感もあり、楽しみです。 行き当たりばったり、出たとこ勝負だったことが かえって思い出深い旅となりました。 最初に訪れたトーンパープームも日本と多少かかわりのある町です。 その辺りは今回の旅の一番最後に触れる予定です。 (2017/08/14 05:07:26 PM)
ウーテイスさんへ
?>>アハハ、昔バイクや、車で移動中、止めて目的地を訊きますと。 >親切に教えてくれますが、行けどもヒットしない。 >で、 >別人に聞きますと、反対側を教えられる! >と、 >いうようなことが、度々。 >で、考えた >知らないと、言いずらい 知らないことは恥ずかしいから >適当に言う、 >違っていても、戻って来て 『違っていたよ』などと言う人間は居ないと > 知っている。 >で、適当に、この先などと言うんですね!! >あはは 自分が恥ずかしいし相手にも悪いので、とりあえず答えるということらしいですね。なんというか… ^_^;) どのウェブサイトにも10:30発の1本しかないと書かれていたのは、最初にソンテオ情報をそう書いたサイトの内容を後発のサイトがコピペしたということだと思います。タイの旅行情報サイトは、観光案内から行き方の説明までまるっきり他のサイトからコピペするのが大手を振るって横行してるんですよ。ちょっと日本では考えられませんよね。 >地図を書いてくださいと、言っても >地図を書けない人がほとんど(大卒者でも書けない人が居ます、 それは知りませんでした! >『連れて行ってあげる、』後ろに乗れと、バイクの後部座席示す。 >で、後ろを追尾して目的地へ! >で、彼は来た方向へ戻るのです。 >★態々時間を割いてくれたのです!感動しました。 私も行き方を訪ねたら車で送ってあげようかと言われたことがあります。 そうすると「公共交通機関だけでの旅」じゃなくなってしまうのでお礼を言いながら丁重にお断りしましたが。そういうところってタイ人は優しいですよね。 >YMCAでタイ語学んでいた時のジョセフさんと、その点お互い驚いたのでした! YMCAってラチャダムリのところでしたっけ? 最初はひたすら講師の会話を聴くだけの一風変わった授業だとか。 リスニング力は他のタイ語学校よりつきそうですね。 ウーテイスさんはあろこで学ばれたんですか。 >それにしても!態々日本から来て!旅日記。 >タイ在住者だと、思ってしまいましたよ。 すみません ^_^;) でも逆にタイ在住者だとここまでの旅ってなかなかしないかもしれませんよね。 私だって東京に住んでいて東京スカイツリーにはまだ一度も行ってませんし、東京タワーなんて30年以上訪れてません。旅行者としての立場の方が観光地巡りはアクティブになりますよね。 >訛のあるタイ語、直ぐ判りますね!↓ バンコクでもちょっと郊外に行くとイサーンから移り住んだ人が多いのかイサーン訛りの会話がよく聞こえてきますね。 >___また伺いますね! ありがとうございます。お待ちしています! (2017/08/14 05:20:58 PM)
飛行機だとドンムアン~ヤンゴンがLCCで200バーツ、1時間だと思うと、ポー2で7時間はきついですね。
ポー2ってトイレなしもそうなんですが、コンソン社直営便だと縦12列で足元が狭いんですよね。一番後ろだけ微妙に広かったりするのですが。 先ほどコンソン社のチケット予約ページで調べたら、6時30分発で、14日はポー1で、15日以降は予約不可(恐らくポー2で運行だと思います)でした。 サービスエリアではラオスコーヒーなんですね、ミャンマーが近いのにミャンマーコーヒーじゃないというのが面白いです。 そして、モーチット発カンチャナブリー方面ということで、出てくると思いました。バーンレーンのジャンボ機ですが、この機体も元JAL→オリエントタイ航空の飛行機です。JALウェイズの所属だったので日航の時からバンコク(当時ドンムアン)にも飛来している機体です。 ネット情報で恐縮ですが、バーンレーンのカセムチャイファームと言う地元企業が、農場系テーマーパークを作るため、オブジェとしてこの飛行機を置いたそうです。タイ語サイトに完成イメージ図がありました。 (前回コメントいただいたコラートのジャンボは、今年頭にエアクラフトカフェとして開業しています) 1日1本のソンテオですか、他の時間があっても朝とか夕方とか、観光には向かない時間かなと予想しています。 トンパプームで右往左往するのも帰れなくなりそうでなんか怖いです。 しかしこのソンテオが使えるとなると、ワチラロンコンダムのアクセスに使えるかもしれませんので、次回楽しみです。 (2017/08/14 09:43:01 PM)
Tui☆さんへ
>すごっ! 今回はいつも以上に秘境探訪のニオイがしますね。 スリーパゴダパスにしてもサンクラブリーにしても、カンチャナブリー県内には秘境を感じさせてくれる場所が多くあって冒険心を掻き立てられます。県内にはまだまだ行きたいところが残ってるんですよ~。 >既に出発から5時間超ですか。この日のうちに帰れるんでしょうか? >展開が楽しみです。 あっ! 書くの忘れてました! 今回は出発前から1泊する心づもりでした。 目的地のイートンまで辿り着ければそこに宿泊して、行けなかったらクウェーノーイ川沿いにいくつかある温泉付きホテルに宿泊しようかと。 (2017/08/14 11:00:07 PM)
maikawaさんへ
>飛行機だとドンムアン~ヤンゴンがLCCで200バーツ、1時間だと思うと、ポー2で7時間はきついですね。 >ポー2ってトイレなしもそうなんですが、コンソン社直営便だと縦12列で足元が狭いんですよね。一番後ろだけ微妙に広かったりするのですが。 ポー2は座席ピッチが狭いんですか。私はポー1との違いがあまり分からずに乗ってました(笑) 強いて言えば車内で軽食が出ないことぐらいしか違いを感じませんでしたよ。 >先ほどコンソン社のチケット予約ページで調べたら、6時30分発で、14日はポー1で、15日以降は予約不可(恐らくポー2で運行だと思います)でした。 うおぉ、さすがmaikawaさん! そうか、ウェブサイトで確認できるんですね。ありがとうございます。じゃあ出発時刻が6:00から6:30に変更になったんですね。以前は5時台と6時台の2便があったんですけどね。 >サービスエリアではラオスコーヒーなんですね、ミャンマーが近いのにミャンマーコーヒーじゃないというのが面白いです。 なんなんでしょうね。たぶんトランスポート社専用というわけではないと思うんですが、デカデカと看板が立っているわけでもなく、知っている人じゃないと利用しないと思います。 >そして、モーチット発カンチャナブリー方面ということで、出てくると思いました。バーンレーンのジャンボ機ですが、この機体も元JAL→オリエントタイ航空の飛行機です。JALウェイズの所属だったので日航の時からバンコク(当時ドンムアン)にも飛来している機体です。 >ネット情報で恐縮ですが、バーンレーンのカセムチャイファームと言う地元企業が、農場系テーマーパークを作るため、オブジェとしてこの飛行機を置いたそうです。タイ語サイトに完成イメージ図がありました。 maikawaさんは何でもご存知ですね。助かります。ありがとうございます! 以前別の場所でもこの飛行機が話題になったんですが、その時もみな経緯が分からなかったんですよ。テーマパークの客寄せパンダになる予定ということなんですね。しかしなぜあんな不便な場所に… ^_^;) >(前回コメントいただいたコラートのジャンボは、今年頭にエアクラフトカフェとして開業しています) 予定どおり開業したんですか! お客さんが来てくれるといいですね…。 >1日1本のソンテオですか、他の時間があっても朝とか夕方とか、観光には向かない時間かなと予想しています。 >トンパプームで右往左往するのも帰れなくなりそうでなんか怖いです。 本文で書くのをうっかり忘れましたが、さすがに日帰りは無理だと判断して、最初からどこかで宿泊するつもりで出発しました。イートンか、そうでなければクウェーノーイ川沿いの温泉付きホテルかなと考えながら…。 >しかしこのソンテオが使えるとなると、ワチラロンコンダムのアクセスに使えるかもしれませんので、次回楽しみです。 トーンパープーム発イートン行きソンテオもワチラロンコンダム(王妃72歳記念公園)前を通りますが、バーンライ(บ้านไร่)行きも通りますよ。本数もずっと多いみたいですし、こっちを使うのが現実的だと思います。次回トーンパープーム方面へ旅をする際にはぜひ寄ってみたいですね~。 (2017/08/14 11:16:00 PM) |