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カテゴリ:徒然
月曜締め切りの仕事を、土曜日夜中の2時までかかってやっつけたかいがあり、日・月と湯河原へ行ってきた。♪
老舗名旅館・湯河原の海石榴。 このたびは、母の「従姉妹会」なるものに参加。 おばさま(もしくはおばあさん)6人。ワタシが一番の若手。 私は普段、何でも行動が早い、と人に言われる。 支度も、食べるのも、お風呂も、おしゃべりも、歩くのも。 ところがー! 私と血のつながっているおばさま連中は、私など足元にも及ばぬパワーであった。 強烈な勢いでしゃべり続けるので、私はにこにこと相槌をうつのみ。 食事は、上座から一品ずつ配っている。 下座の私のところへ来たころには(たった6人分なのに)、 最初の(私の母)皿はほぼ空になっている。 京風懐石の、柿の器に入った白和えを食べた後、誰か一人が器の柿のほうもかじり始めた。 「あら。美味しいわ。この柿」・・・みんなで食べてしまった。 その場で焼いてくれたヤマメは、頭も骨も残さず平らげるおば。皿は空。 私も、のど元までいっぱいにお料理は平らげたが、 おばたちは部屋に戻ってまたお菓子を食べていた。 そのおばたちの会話 「あら、あなたおまんじゅう食べないの?」 「あらもう食べたわよー」 うっそー。食べた姿見てない。でも包装が残ってる。 丸呑みか!? もっと驚いたのは、お風呂。 私は長湯ではない。 その私が、さっと湯船から上がって頭を洗ってふと周りを見回すと、さっきまでざんぶざんぶと湯を使っていたおばたちの姿がない。 早い。 私も早々に上がって、脱衣場に戻ってみたら、もうそこには誰の姿もない!さっさとラウンジでビールなど飲んでおった。 おそるべし。 さて。 湯河原では、和菓子屋さんで「秋の和菓子作り」に挑戦! 菊の和菓子。 に見えますか? 見本どおり、教え通りに作っても、一人ひとり違うのが出来ました。 もちろん母はその場でぱく、と食べてしまいました。 こっちは柿です。 これは自分の好きな形の柿にします。ヘタの形ってどんなだっけ? みんな底抜けに明るく、よく食べ、よくしゃべり、よく笑い、よく動く。 それぞれに苦労もあったようなのだが、微塵も影がない。 私の将来を見るようで、嬉しいような、少々不安なような。。。 ところで私、海石榴ははじめて、って顔して行ったけど、その昔わけありのお忍び旅行?で来たことがあるの。 あの時はひたすらしっとりした旅館だったはずだが、 この度は明るく開放的な宿に見えてしまった。残念ー!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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