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テーマ:ヨーロッパ旅行(4187)
ボローニャを上から見下ろした後は、再び町歩き♪ 次にやってきたのは、かつてのボローニャ大学の総本部が置かれていた場所、アルキジンナージオ宮殿です。 昔も今も「学生の町」という顔を持つボローニャは、世界最古の大学都市。 この町に大学が誕生したのは1088年ごろといわれていますが、その当時は大学といっても1箇所に校舎があるわけではなく、町のいたるところに授業が行われる場所があったのだそうです。 それほど多数の教育機関が密集していたにもかかわらず、組織としてはまとまりがなかった大学都市に、法王の勅令によって法律や芸術の中枢機関としてできたのがココ、アルキジンナージオ宮殿なのだそうです。 ここが大学のいわゆる「本館」として使われるようになったのは1561年。 それからおよそ250年後の1803年に現在の場所に大学本部が設置されてからは一般に公開され、一部は市立図書館として使われているのだそうです。 通りに面した入り口をくぐると、柱廊にかこまれた中庭があります。 このアルキジンナージオは、大学本部として使われていた当時の学生たちが残した「ステンマ」という紋章で有名。 この中庭自体はシンプルでドコにでもある雰囲気ですが。。。 柱廊の天井や壁には、ナルホドたくさんの紋章が飾られていました 昔は「大学生」なんていうと、貴族や大商人の子息が集まる場所。 それぞれの紋章は、そんな若者たちの「われこそは」という心意気を感じるようなパワーをいまだに発しているような感じがしました。 ・・・ちょっと、あんまり多いと気持ちワルイかも。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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