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テーマ:ヨーロッパ旅行(4187)
ボローニャのシンボルである二つの塔。 高いほうがアシネッリの塔で、低いほうはガリゼンダの塔。アシネッリの塔はご存知の通りボローニャを一望できるビューポイントとして人気ですが、この二つの塔は、実は「斜塔」ということでも有名。 斜塔といえばピサの斜塔があまりにも有名ですが、この二つの塔、とくに低いほうのガリゼンダの塔はかなり傾いています ピサの斜塔も、建築途中ですでに傾き始めてたのをムリヤリ完成させちゃったらしいけど、傾いてるのを知りつつ作るのってどうなんだろう。。。 ボローニャも、一時期は200本近い塔が乱立していたらしく、貴族たちが権力(っていうか見栄?)の象徴として高さと数を競っていたということですから、多少傾いてても「建っている」ってことが大事だったのかもしれません まぁ、そんな傾いてる塔がちゃんと数百年も残ってて、しかも高いほうのアシネッリの塔には登れるのですからたいしたものです。 ・・・といっても、上の写真ですとあんまり傾きを感じませんよね。 ドコから見たら傾き具合がよくわかるのか、町を歩きながら観察してはいたのですが。。。。 夕方、塔の北側の小道から眺めたところで「お、なるほど、傾いてるゾ!」と実感~。 二つの塔の隙間の角度というか広さが不自然なんです ・・・ネ、傾いてますよネ! どっちが傾いているのか、というとガリゼンダの塔のほうが一目でわかるんですが、ちゃんと調べるとアシネッリの塔もわずかではありますが傾いているのだそうデス。 見る角度によって形がかわって見える二つの斜塔。 ちょっとした視覚マジックの世界なのでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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