|
テーマ:ヨーロッパ旅行(4187)
カテゴリ:LOMBARDIA ~ミラノ周辺の町~
モンツァを流れるランブロ川。 モンツァの街を潤しながらミラノへとつづく流れる川は、イタリアを代表するスクーターの名前の由来になったということでも知られています。 イタリアのスクーターといえばヴェスパが有名ですが、戦後のイタリアの復興に一役買ったスクーター産業においてヴェスパとしのぎを削っていたのが、イノチェンティ社の「ランブレッタ」。 ランブレッタを生み出したイノチェンティ社が置かれていたのはミラノ郊外、ランブラーテという町。この町の名前ももちろん、ランブロ川からつけられたもの。 ヴェスパがハリウッド映画「ローマの休日」で、永遠の都を軽やかに走り回っていたのは有名ですが、その一方でイギリス映画の「Quadrophenia(邦題:さらば青春の光)」では、主人公のジミーがランブレッタに乗って登場。 60~70年代のファッションアイテムの代名詞ともいわれたイタリアン・スクーターの一時代を築いたランブレッタの名前の由来が、この小さな川だったんですね イノチェンティ社はその後、イギリスの会社に買収され、スクーターブームもいつしか消えてしまいましたが、ここにランブロの流れがある限り、ロンバルディアの人々は誇りをもって、ランブレッタの話をするんでしょうね ちょっぴりノスタルジックな気分で川沿いを歩いてゆくと、対岸にモンツァの大聖堂の鐘楼が見えてきました。 モンツァにも、以前から何度か通っていますが、まだ大聖堂の中には入ったことがなかった私。 ライオンの橋を渡って、大聖堂におまいりに行きたいと思います♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[LOMBARDIA ~ミラノ周辺の町~] カテゴリの最新記事
|