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カテゴリ:ハワイ(ビーチ、食、その他)
4年に一度のオリンピックと同じ年の11月に行われるのがアメリカの大統領選挙。
いよいよ一般投票の日です。 最後の最後に現アメリカ合衆国大統領バラク・オバマ氏の再選がありそうな気配です それにしても毎日電話がうるさいのです。 今年は予備選(6月)が終わり民主党の代表と共和党の代表が決まった7月以降から各家庭に電話攻勢が始まったと言います。 毎日メインランドからかかる党を宣伝する電話は本当に多い。 一応時差を考えてかけてきているようだけど・・。 米国の選挙(U.S. Elections) 1 (選挙人) 米国大統領選挙(U.S. presidential election) 11月の一般投票と12月の選挙人による最終投票 選挙人の数と州による格差 ホノルル市長選挙 有権者による一般投票日は、11月の第1月曜日の翌日(今回は11月6日火曜日)。 選挙に行くよううながすパンフ 郵便による投票、選挙前投票と選挙日の投票についての説明。 有権者登録を事前にしておかないと、投票の権利はあっても投票ができないそうです。 ホノルル市庁舎(Honolulu Hale)本館 たまたま行った市庁舎では選挙前投票が行われていました。 有権者登録を済ませている人はIDカードを見せるだけ。 11月の一般投票と12月の選挙人による最終投票 民主党代表候補のオバマ氏を支持するか? or 共和党代表候補のロムニー氏を支持するか? 民主党(Democratic Party)の代表は現アメリカ合衆国大統領の バラク・オバマ (Barack Obama)氏 51才 共和党(Republicans Party)の代表は前マサチューセッツ州知事 ミット・ロムニー (Mitt Romney)氏 65才 しかし、11月6日の「一般投票」は直接大統領に一票を入れる選挙ではなく、実は支持政党を決める選挙なのです。 民主党を支持するか? or 共和党を支持するか? 「一般投票」は、候補者の名前こそ印をつけるものの、その一票は政党への一票となり、多数だった政党が、大統領を選出する権限を持つ選挙人を出せる・・と言うしくみなのです。 つまり「大統領選挙人を選任する選挙」と言うのが11月の選挙なのです。 だから代議員投票用紙には選挙人の名前が書いてある州や、大統領候補者の名前しか書いていない州もあるそうで、州によりまちまちのようです。 実際の所、一般投票の結果が結論ではありますが、昔からのシステム的に一般投票のあと、大統領選挙人が、改めて州の候補を投票し、そこで最終的な結果が連邦議会上院議長に送られて大統領が正式に決定、任命される・・と言う構図になっています。 選挙人による最終選挙は12月の第2水曜日の次の月曜日(12月17日)だそうです。 この日本にはない「選挙人が介在する間接選挙」は、民主主義が信用されていなかったアメリカ建国当時の考え方が慣習的に残ったもののようです。 Harding Ave 街のあちこちに建つ看板。日本のように指定の場所はないようです。 今回複数の選挙が重なっているそうで、看板がたくさん出ていますが、誰が何に立候補しているのかよくわからない看板ばかりです。 対戦相手とわざと隣り合わせに? BENとKIRKはホノルル市長選候補者です。 やっと見つけたOBAMA支持のステッカー 選挙人の数と州による格差 最終的に大統領を選任する選挙の選挙人の数は州の上院(各州2名)と下院(州の人口に比例して決められる)の議員数に等しい人数が割り当てられているので、人口の多い州ほど選挙人を多く持てるわけです。 各州の選挙人の数をあらわした図
選挙人が多く重要視される州 カリフォルニア55票 テキサス38票 フロリダとニューヨークが29票 選挙人の議席が各州の票になるわけですが、アメリカでは勝者総取り方式(Winner take all)が採用され、各州の過半数越えた党がその州の数を全部とれるので選挙人が多い州を獲得する事は重要です。 州による過去(1992年~2008年)の結果をカラーで表した図 (民主党ブルー、共和党レッド) ウキメディアコモンズから(Blank_US_Map.svg: User:Theshibboleth) ハワイはずっと民主党だそうです。だから民主党の大統領候補が演説に来た事は無いそうです。4票しかないし・・。 因みにいつもギリギリまでもめる州 コロラド9票 フロリダ29票 オハイオ18票 特にオハイオ州が注目されるのは、オハイオ州で負けた人は大統領になれない・と言うジンクスがあるからのようです。 この選出された選挙人は、所属政党が選んだ党に貢献を認められて選挙人に選ばれる場合が多く、例えば、州の選出公職者、党指導者、あるいは大統領候補と個人的または政治的につながりのある者などが選挙人に選ばれているようです。 ホノルル市長選挙 今回ハワイでは、大統領選挙以外にも州上院議員と州下院議員の補欠選挙や知事選挙に市長選挙。そのほか多数の議会選挙も行われるようで、非常にややこしくなっています。 ハワイの市民に直接関係するハワイ市長選挙が実は今回こちらの最大関心事となっています。 ベンジャミン・カエタノ(BEN Cayetano) カーク・コールドウェル(KIRK Caldwell) 今回の大きな問題は、ホノルル・ダウンタウンからパールハーバー間の通勤ラッシュの対策として、前市長がモノレールを建設する事に決め、その為に税金が大幅に値上がりした事があります。 そこで重税を強いた現市長は予備選挙で候補から落選。 モノレールを建設推進派のKIRK Caldwell VS モノレールは反対だけどハイウェイを2重橋構造にしよう・・と言うBEN Cayetanoとの戦いになっているのです。 市民的にはどちらにしてもお金がかかるので疑問があるそうですが・・。 二人とも民主党出身のようですが、民主党の公認をもらったのはKIRK Caldwell か? なぜかカエタノ氏は共和党のロムニー氏と写真に写っていました。鞍替えしたのか? 右のビラにはカイムキ・ハイスクールでベン・カエタノと一緒にチリ・ライスのディナーをとりませんか? 料金は無料です。みなさんさそって是非来てください。 ・・・と言うような内容になっています。 日本では選挙違反で捕まる内容ですが、こちらはOKみたいですね。 先週末 ハワイ・カイのコストコ入り口で・・。 両サイド全べてBEN Cayetanoの応援です。 みなさんボランティアだそうですが・・。 暑いのにご苦労な事です。 さて、選挙結果は? オバマ大統領の再選も気になりますが、ベン・カエタノが入るのか? 落ちるのか? も気になりませんか? 開票速報とハワイの市長選 つづく リンク 米国の選挙(U.S. Elections) 2 (開票速報とホノルル市長選) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年10月15日 23時27分40秒
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