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カテゴリ:art & mode
1955-金沢 生、軽井沢 住、1994、集英社、刊。直木賞の女性作家 なぜか昔求めたのがあったので整理すべく一気読み。25歳の大学同級のお互い三年後の会社員生活で、学生時代から付き合いの二人を中心にしてそこにまた友達が関わり合い女性主人公の親の離婚騒動も絡め男は仕事がうまくいかず出社拒否症となり恋人もやはり仕事もマンネリ気味で、レズやエイズなど恋愛と仕事でぶつかる若者の葛藤を オンナ(奈月)とオトコ(時男)か゛交互に独白する展開の面白い綴り方で、まだ携帯が普及する前で留守番電話が出てきて不便でも情緒的な雰囲気はあった当時を思い出し、井之頭公園、新宿、渋谷、丸の内、お茶の水などの場所と ひまわり、ブレードランナー、ETのビデオも登場してそんな青春時代もあったなぁーと。「過ぎてこそ 分かることもある 人生哉」
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