【博物館】特別展に行って来ましたその3
再び福山駅に戻ります。折角此処まで来たのなら何かお土産が欲しいところ。そこで駅に併設されている商業施設内を散策します。そこにあったこの店で販売されているお菓子が目に止まりました。(実は同社の商品は以前テレビ番組内で紹介されていたのを見たことがあり、その時から気になっていたものでした。今回ご当地を訪ねたご縁で是非それを買い求めたく、駅構内の支店に立寄ったものです。どんなお菓子かって?それは是非同社のサイトでご確認下さい。通販・地方発送も受付してくれるとのことです)ただ、要冷蔵の生菓子をそのまま持って帰るにはいささか不安も残ります。新幹線利用なら1時間少々ですからそのまま提げて帰るにも不安はありませんが、18キップで3時間30分…この季節で保冷剤を目一杯入れてあっても心配が残ります。そこで、「地方発送承ります」の案内を頼り、クール便での発送を依頼しました。ホームに上がると、15時09分発三原行461Mが停車していました。この列車で行っても三原からの接続は結局この後の5365Mになりますので、15時16分発の5365Mをそのまま待ちます。発車して行く461Mです。103系でした。そして到着した5365M。有り難い事に115系広セキN-16編成でした。あとはもうこのまま乗って帰るだけです(5365Mは下関行=但し徳山からは3365M=です)。しかし車内は思いのほか混んでいて空席はありませんでした。ま、徳山まで空席が出ないなんて事はないでしょうから途中どこかで席が空いたら座らせてもらうこととしましょう。東尾道~尾道間の車窓風景です。一見すると大河のようですがこれは海です(^^);くどいようですが…海沿いです(^^);(^^);(でも此処より幅の広い川なんていくらでも有りそうですね…)(^^);尾道でかなりの乗客の入れ替わりがあり、着席できました。尾道と言えば!このアニメの舞台となった場所で、市内の各所が同作品の中に出て来ます。オンラインでもオフラインでも何かとお世話になっているMICHEE-N様には、「聖地巡礼」を薦められていて今回はその良い機会でしたが、時刻は既に15時30分を過ぎています。「聖地巡礼」にはいささか時間が足りません。またいずれ機会を見つけて「巡礼」に参ることにしましょう。三原・本郷・河内…再び八本松に向けて高度を稼いで行きます。山陽本線を跨ぐ大きな橋の建設工事が行われていました。広島空港へのアクセス道路の広島中央フライトロード、空港大橋(仮称)とのことです。西高屋で高校生達が大勢乗って来ました。そういえばこの日はセンター試験日。さては彼らは試験帰り?制服姿の生徒もいる一方、部活帰り風の姿の生徒達も。或いは対校試合でもあったのでしょうか?一生懸命な若者の姿は良いものです。彼らが夢を抱き続けられる未来を何としても引き継がせてやらないと…(^^);隣に座ってきた女子高生は当初はメールのチェックでもしていたのか?携帯電話を手にしていましたがふと気付くと居眠りをしていました。さぞかしお疲れのご様子。束の間の少女の夢を壊さないように…(いえ、決して邪な下心はありませんので!)(断言!!!)西条・八本松を過ぎセノハチの下りに差し掛かります。抑速ブレーキを持つ115系の本領発揮です(と言ってもこの編成のM車は元117系だった3512番ユニットですが…)。瀬野からは快速運転。以前は無かった中野東駅を通過。川を挟んだ向かい側の山肌には中腹より更に上までびっしりと宅地開発がされていました。政令指定都市広島市のベッドタウンとしてこの辺りも随分と開けたものです。安芸中野・海田市・向洋、呉線との分岐駅でもある海田市ぐらいは停車させても良さそうな気がしますが…近年出来た天神橋駅を通過すると程なく貨物駅と車両基地が車窓に広がります。しかしこの辺りもいくらか線路が剥がされたようで、上下本線の間、更地の場所が目立ちます。そして広島到着。大多数の乗客が入れ替わります。先程居眠りしていた少女も此処で下車して行きました。広島駅1番ホームには、先頭車の停車位置から程近い場所に売店があり、ちょっと口寂しくなっていたので、5分停車を利用してお握りと飲み物を購入しました。17時00分、広島駅発車。辺りはもうかなり暗くなってきました。見ると雨が降ったような後が見られます。五日市を過ぎ、再び通過駅が出て来る頃、車窓に水滴が認められるようになりました。岩国に着く頃には完全に夜の帳に包まれ、車窓にもはっきりと雨脚が付くようになりました。ま、後は帰るだけです。115系3000番台の転換シートは柔らかく、長時間乗っていても然程疲れません。有り難い事です。とはいえ、流石に3時間以上乗ると多少の疲労感も覚えます。18時50分、5365Mは徳山駅4番ホームに到着しました。徳山駅で一息入れる広セキN-16編成です。ここで11分停車した後、3365Mとして下関まで走ります。(お断り:この画像ではフラッシュを焚いて撮影しています。これは同編成は停車中であり運転士も交代のため列車を降りていたので危険はないと判断し使用しました。走行中はもとより、運転席に運転士が乗務中の場合はフラッシュは当然使えません。眩惑防止に心掛けるのは「鉄」以前の礼儀でありマナーです)写真でもお判りの通り、周南市も雨の中。折り畳みの傘を持って来ていて正解でした(^^);これで先月通院時に購入した青春18キップは無事使い切りました。正規運賃だと6,520円、新幹線利用だと更に4,820円が加算されますから都合11,340円必要のところ2,300円換算で往復できましたので今回だけは十分元が取れたと言うべきでしょう(^^);この項終わり。