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カテゴリ:学習方法
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■ ズルい子どもは算数が得意になる --------------------------------------- ひとつ質問があります。 「あなたのお子さんは、ずるいこと考えますか?」(笑) この質問に、 「恥ずかしいけど、そうみたいです」 …と答えたあなた! お子さんは学習のセンスがあると宣言しましょう。 そして、今日お子さんに 「あなたは勉強の才能があるみたいよ」と言って、 次の話を聞かせてあげてください。 算数の「等差数列の和」の話です。 等差数列というのは字の通り、 差が同じで数字が並んでいる状態。 1 3 5 7 9 11・・・などですね。 これの和を求めるという問題です。 ドイツに、 ガウスという天才数学者がいました。 彼の少年時代、10歳にもならない時の話です。 学校の算数の時間に、 先生がサボりたいがために、 こんな問題を出しました。 1から100までの数字を、 足し算して合計を出しなさい。 小学校4年生ぐらいですから、 ひとつずつ足し算をしていけば、 1時間近くはかかるでしょうか? その先生はしめしめと自分の仕事に取り掛かります。 しかしそんな中、 天才ガウス少年は3分ほどで答えを出しました。 「先生できました」 「おいおいガウス君、 適当なこと言っちゃいけないよ。 そんなに早く計算できるはずがないんだ」 「でも先生計算終わりました」 「じゃあ答えを言ってみなさい」 「5050です」 大正解なので、先生驚きました。 「こんなに速く、どのように計算したんだ?」 おもむろにガウス少年が、 説明したのが、「等差数列の和」の公式の考えなんです。 算数や数学は、 「なんとか楽する方法はないかな?」 ・・・という発想の人は伸びる可能性があります(笑) 1+2+3+ ・・・ +98+99+100= この式を計算するんですよね? ガウス少年はその式の下に、 逆から同じ式を書きました。 1 + 2 + 3 + ・・・ +98+99+100= 100+ 99+ 98+ ・・・ + 3+ 2+ 1= -------------------------------------------------------- 上下を足すと、こうなります。 101+101+101+ ・・・ +101+101+101= 101を100個足すことになります。 101×100で答えがでますね。 でも本当に計算したいのは、その上半分だから2で割ります。 101×100÷2= 5050 これが、ガウス少年の立てた式でした。 ウマいこと考えました。 みなさん、等差数列は5年生ぐらいに習いますよね? でも、 きっと公式を丸暗記してるんじゃないですか? (初めの数字 + 最後の数字)× 個数 ÷ 2 上の足し算では、 ( 1 + 100)× 100 ÷ 2 =5050 ・・・ですね。 しっかり公式の意味を理解すれば、 公式なんて忘れても大丈夫です! 「どうして、この公式になるの?」 ・・・という質問もしてあげてください。 理解の程度がよくわかりますよ。 もし、すらすら答えられたら定着している証拠。 まだ、もごもごしているなら基礎から練習です。
お子さんの「やる気」「自信」「集中力」がみなぎり、 のぞむ合格を手にしたいあなたへ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月26日 18時14分07秒
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