カテゴリ:ビジネス経営品質
もうだいぶ前の事だが、テラピア・ニロチカというピラニアと間違うような魚がいる。
これは、淡水の鯛のような魚である。 現在では、チカダイという名前で出ている所もある。 この魚を養殖するのに、温泉の水を使うとよいということで、温泉を掘る事になった。 河川敷の土地で、以前暖かい水が湧いていた事があるという話の場所を紹介されて、掘る事になった。 話では、120メートルも掘れば出るだろうということだった。 今では、地質調査をしてから準備をして掘るのが当たり前であるが、当時はいい加減なものである。 掘り始めて、あっという間に200メートルを超えても、出るのは水ばかりである。 300メートルを超えても未だでないのである。 400メートルを越えた時点でどうするか、会議を開いた。 結果的に温泉が出ればよいのか、確認した。 私には、有ることを知っていたからだ。それは、日本は火山列島だから、1000メートルも掘れば何処でも温泉が出る事を知っていたのだ。但し、資金は当然高くなる。 だから、なるべく500メートル以内が良いので有る。 結論としては、私に判断を任される形になった。若いということもあったが、『それでは、出るまで掘る事にしましょう』といったのでありました。 それから、何日かして480メートルで温泉が出たのでした。 皆で、万歳をした記憶があります。 その頃、温泉、鉱泉、井戸水などのことを学んだのでした。 その頃から、伊香保の温泉は枯れかけていたのでしょう。 岩井堂の付近を掘っているのに、伊香保の温泉が枯れるといって、ある伊香保の有名な旅館のおやじがクレームを付けてきたくらいであった。 その後、古里創生資金で日本中に温泉ブームが来るのであった。 温泉は、似たような環境があれば湧くものです。 資金さえあれば、誰でも温泉を掘り当てる事が出ます。 経済効果を狙うのであれば、都会に近い所に温泉を掘ると良いでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 14, 2004 09:48:49 AM
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