テーマ:自己実現を考える(108)
カテゴリ:疑問、難問
お金を生み出す事が,経済の発展であると考えた時、
製品=お金となる。 しかし、現代はサービスもお金になる。 ここで、考えなければいけない事は、 投下労働に対する、価値である。 誰もが使うようなものは、本来安くなくてはいけない。 例えば、手作業で行う物は、大量生産には、適わない。 だが、それ自体に価値があると認められたものには、 それに見合う価格が付けられる事になる。 物の価値とか価格とかは、一体誰が決めるのだろうかと思う。 自給自足や物々交換なら簡単に理解できるが、 流通が入ってくると、中間マージンが発生する。 また、流通コストも掛かることになる。 一人の人間が、一日働いて、幾らになるだろうか。 また生活してゆくのに、幾ら掛かるだろう。 160000円稼ぐのに、時給800円で、8時間労働して、25日で、 16万になるが、これでは、生活保護と同じである。 中には、とてつもなく稼ぐ人もいる。 この差は、一体何なんだろうと思うのである。 時間とお金の組織化である、という事になる。 需要と供給のバランスである。 また、自分の付いた職業にもよる。 ここで、時間とお金についての、バランスを考えてみる。 例えば、実働と就労時間である。 就労8時間で、実働7時間として、日当が10000円だとして、 残業手当は、幾らになるか。 雇用者は、実働7時間で、1時間損をしていると思う。 就労者は、就労8時間で、1時間損をしていると思う。 お互い、損をしていると思うのである。 そこで、残業時間は割り増しなのである。 つまり、雇用者は7時間で10000円と思う。 就労者は、8時間で、10000円なのである。 若し、実働で残業手当を計算すれば、時間コストは高くなるが、 就労時間で、残業手当を出せば、低くなると言うわけである。 ここで、考え方を変えて、雇用者は就労時間で安く働いてもらって いると考え、就労者は実働時間が短いから、高く働かせてもらって いると考えれば、効率は上がるのである。 トータルコストやランニングコストを考えて、経営は行うものである。 即ち、改善である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 12, 2006 01:02:48 PM
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