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2018.10.07
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カテゴリ:… か行




2018年10月6日 鑑賞(テアトル梅田)

前売り券を買い、公開初日に観に行くというのは私としては珍しいことなんですが…
今年2月に急逝した大杉漣の初のプロデュース作品であり、最後の主演作品、
そして大好きな舞台俳優 玉置玲央の映画デビュー作。




楽しみにしていた…っていうのはちょっと違う表現かな。
この映画を観るのは覚悟がいるな…って。

この映画のことが発表され、内容を読んだ瞬間、映画「​休暇​」を思い出した。
観終わったとき、ズシンと…ドヨ~ンとした気持ちが数日続いた。

だからこの「教誨師」もやっぱりそうなるのかな…と。


前編120分弱のうちの数分以外は全て教誨室での対話シーンというこの映画。
正直、眠くなるんぢゃないかと不安はあったけど、一言も聞き漏らすまいと集中して見ることができた。

死刑囚6人…
その対話の中で、どんな境遇だったのかが垣間見えるような…
一言一言聞き漏らすまいと集中し、そのくせその人の人生を想像する…
時々、ありえない事件を起こした死刑囚の言葉にうんうんって同意していたり・・・


教誨師というものをこの映画で初めて知りました。
牧師とはいえ人間。
死刑囚と同じ人間。

時にはイラッとさせられる死刑囚の勝手な言い分に・・・おそらくイラっとしてるんだろうけど(大杉蓮さんの表現)
それでも導こうとするその精神。

どんな心を持てばできるものなんだろうか?
しかもボランティア。

パンフレットによると今年の7月時点で107教宗団1844人が活動しているとのこと。
映画ではキリスト教だったけど、お坊さん(仏教)等、様々な教えを進行する人々がいる…。

そして死刑囚たちの置かれた境遇というか日々の生活の扱い。
独房での日々に話し相手を求めて教誨を求める受刑者もいる…

行き着くところは死刑制度のあり方。
「休暇」の感想にも書いたけど、被害者側、加害者側にたってみないと理解できない感情もあるから、
平穏に暮らしている今、賛成とか反対とか言える立場ではないけど、
死刑囚に、そして執行に関わる立場の人々のことを思うとなくしてほしいと思った。



ネタバレなしだとこんなことしか書けないけど…
ネタバレありだと、このまま朝までとりとめのないことを書いてそう…

大杉蓮さんがご存命だったら、今日の舞台挨拶で何を語ったのかな?
と0うだんされた方々の語ったことの記事もまだ読めてないんだけど・・・


なぜ生きるのか・・・
劇中で語られた言葉がとても重く、そして気持ちを楽にさせてくれた。

今となっては、なぜ生きるのか・・・劇中のその言葉を身を持って知らしめてくれた大杉蓮という役者…
感情が入るのは大いに許されるのではないかと・・・


地下(映画館)から地上に出たとき、息苦しく足が震えてるのを感じた。
心して見てもこの状態。。。
苦しい。。。

もっと苦しくなるけど、再び見なければと思う・・・

1回観て、記憶に残らなかった言葉たちがどんどん出てきて、もっと苦しくなるんだろうけど…。



ここまで書いたことは公開前から出されていた情報にすぎなくて、
こういう映画ってことを理解して観れば、言葉の海にどんどん吸い寄せられていくけど、
何も知らないで観に行ったら・・・残念ながら眠くなるのではないかと…
現に隣のご婦人は始まって間もないころから高いびき。
あまりにも耳障りで2度ほど起こした…

単館系の映画館ならではなのかな…





キャスティングはどういういきさつで決まったんだろ?
大杉蓮さんと親交のある光石研さんについては、スケジュールあいてたら出て欲しいと蓮さんから直々にオファーがあったとか…。

舞台役者である玉置玲央くんについては特にどういういきさつで出演することになったのか知りたい…
6人の死刑囚役の中でも一番若く、それでいて重要な役。
オーデションなのか、彼を知る人からのオファーなのか・・・

話に引き込まれつつも、スクリーンに映る玲央くんに照れくささを感じてしまったり・・・
ファンとしてはなんとも・・・(//∇//)
照れながらも、​狩野​でもない、​メイソン​でもないふてぶてしい自己中心的な死刑囚な玲央くんがそこにいた。
相棒や遺留捜査とかで少しずつメディアに露出しつつある玉置玲央という役者のTwitterのフォロワーがジワジワと増えていくのを見守っている現在。。。

声を大にして言いたい!
一度舞台を見たら忘れられない、引き込まれる凄い役者です!!と…。





そして・・・・
少し…軽~くネタバレします!






















「​休暇​」を観たのは、好きな俳優・西島秀俊が出ているから。
で、その死刑執行シーンの・・・

目隠しされる超然のその表情が脳裏に焼き付いていて・・・

ドヨヨ~ンとした気持ちに拍車をかける。



好きな役者、玉置玲央の映画デビュー作だからと観に行った「教誨師」

その少し前から嫌な予感がふつふつと。。。



メリークリスマス星からの一瞬のハグ

目隠しされた時の・・・おそらく最後の言葉…




好きな俳優が、死刑執行されるシーンを再び観ることになるとは。。。

”浅はか”という言葉が自分にピッタリだと浮かんだ。。。





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最終更新日  2018.10.07 02:40:42
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