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テーマ:今日の出来事(288971)
カテゴリ:イタリア生活
これは先月撮った画像で古ネタなのだが、アップし忘れたので ここに書いちゃおう。 今年の冬は本当に雪が降った。 13年イタリアに住んでいるが、こんな大雪は初めてだ。 大雪が降ると、困るのは屋根の雪下ろし。 放っておくと雪の重みで屋根が潰れる心配もあるが もっと恐ろしいのは、積もった雪が氷となっていつか下に落ちてくること。 私の住むマンションの後ろはガレージなのだが、 そこは北に面していて、積もった雪は溶けるのも遅い。 そして2月に入り少し暖かくなってくると、こんな風に少しつ゛つ 屋根から下にさがってくる。 ![]() この写真を撮った前の日、1日中雨が降った。 そして夜は0度くらいに下がり積もった雪はますます氷のようになった。 こんな場面を何度か目にして、いつも「危ないなぁ・・」と思っていた このマンションの住人達も、今回はさすがに命に関わると察したのか、 早速業者を呼んで、この日の午後屋根の雪下ろしにかかった。 屋根の雪下ろしといえば、普通は屋根の上にのぼり、そこから シャベルで下に雪を投げる。 しかし氷となってしまった以上、そんな危なっかしいこともできず、 解決策としてこんな大げさな器械がやってきた。 ![]() クレーンのようなこの器械。 このクレーンの上に人が乗れる柵のようなものがついている。 そこにマンションの若手男性が2人乗り込み、 クレーンを屋根の上まで上げて、つるはしやシャベルで 氷を叩き落すという、なんとも原始的なやり方。 ![]() このマンションは計6世帯。 屋根の端から端までこの2人が氷を叩き落す事、約1時間。 氷がドカンドカンと落ちてきて、バルコニーで割れたり、 地面で割れたりする音は、かなりのものだった。 割れた氷が窓ガラスにあたるのを避けるため、私は早速 窓のシャッターも閉めた。 イタオヤも早速下に降りて、落ちた雪+氷をシャベルでどける 作業を手伝うが、量があまりにも多いので結局あとで スノーシャベルのついたトラクターを頼んで除雪してもらった。 来年の冬は、こんなに積もるのを待たず、もっと早めに対処するように マンションの住人を集めてミニ会議をする必要があると思う。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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