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テーマ:今日の出来事(288969)
カテゴリ:イタリア生活
いきなりイタリア語のタイトルですみません~~ いつも買っている新聞は金曜日に雑誌がついてくる。 この 『金曜日』 というお洒落じゃない名前の雑誌。 今回は表紙がかわいくて、思わず手にとってみた。 むむ・・・・気になるタイトル。 「Quest'estate dove mi metti ?」 直訳すると、「この夏は私をどこに置くつもり?」 のような、まるでこの子が荷物であるかのような感じだ。 これは編集者の皮肉さが出ているタイトルだが、 今週の特集は、子供達の夏休みが始まったのだが、 今年はどんな風に長い夏休みを過ごすのだろうかということ。 ここにちょっと興味深い統計が載っていた。 欧州の国々と、夏休みの長さが表になっていた。 ブルガリア 6~16週間 トルコ、ルーマニア 13週間 イタリア、エストニア 12~13週間 アイスランド 11~13週間 リトアニア 10~13週間 ポルトガル 10~12週間 オーストリア、フランス、ベルギー スロベニア 9週間 イギリス、ドイツ、リヒテンシュタイン 6週間 各国学校によって休みの長さが違ってくる。 意外だったのはフランスの9週間。 フランスといえば、長期休暇というイメージがある。 だから学校も夏休みを沢山とるんだと思っていた。 さて、この特集の内容を大まかにすると、 12週間も学校が休みなのに、両親は共働きが多いため、 子供達は祖父母に預けられる事になる。 実際に0歳から13歳までの子供達の64,4%が 学校がない時はじいちゃん、ばあちゃんの世話になっている。 実際に親(どちらか片方)と過ごすのは22%。 また、2008年には14歳以下で夏休みを利用して どこかに出かけることがなかったという子どもが36%もいた。 これってかなりの数だ。 12週間もある夏休み。 海に行ったり山に行ったり・・・・ というのが当たり前なような気がするが、イタリアの子供達の36%が それもできなかったというのは、ちょっとショックだった。 また夏休み中、こども達を忙しくさせるために いろんな会社からプランが出ている。 キャンプ、海の家、山の家、スポーツイベントなど多数だが、 どれももちろん有料で、2~3つ選んだだけでかなりの出費になりそうだ。 こうしてみると、夏休みが長いというのはかえって良くないような 気がしてくる。 3ヶ月もダラダラとしてしまいそうだし、「することがない」 「たいくつ」 というのは子供は悪い気がする。 親達も3ヶ月間も家でゴロゴロされても困るだろう。 涼しい地域で1ヶ月半、暑い地域でも2ヶ月くらいというのが 丁度いいのかもしれない。 (と勝手に想像してみる)(●^o^●) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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