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カテゴリ:Lucia Popp
標記の、先月、HMVのページで見つけて予約注文していた1枚のCDが届いた。
原題は“LUCIA POPP Opernszenen”で11曲のライヴ録音を収めたもの[ORFEOレーベル]。 『ばらの騎士』 [クライバー指揮、1972年] ポップは、ファニナルの娘ゾフィー。 収録されているのは、2曲。 オクタヴィアンとの二重唱。オクタヴィアン、元帥夫人との三重唱。 『ドン・ジョヴァンニ』 [サヴァリッシュ指揮、1973年] ポップは、ツェルリーナ役。 ドン・ジョヴァンニとの二重唱「手をとりあって」と、「ぶってよ、マゼット」。 聴き始めた後、これら冒頭の4曲で、実は、かなりがっかりした。 モノラル録音であり、貧弱に聴こえたからだ。 まあいいや、貴重なライヴ音源なのだからな、と思いつつ、聴き続けた。 すると。。。 『フィガロの結婚』 [サヴァリッシュ指揮、1983年] この、スザンナのアリアからあとが、良い録音であった。 『ウィンザーの陽気な女房たち』 『アラベラ』 録音が立体的で、実に素晴らしい。 もちろん、ポップのうたと声には、大満足。 いずれも、サヴァリッシュ指揮で、1983年のもの。 レコーディング・エンジニアに関しては記録が無いが、フィガロからアラベラまでは、時期から見て同じ方が担当であったのかな、などと考えた。 しめくくりが、サヴァリッシュ指揮、1982年の『ジャンニ・スキッキ』。 ラウレッタのアリア「私の優しいお父様」。 ルチア・ポップ43歳。 この豊かな声。 20秒ほども続く拍手。 当然だな、と思える。 前述の通り、聴きはじめたときには、ややがっかりしたが、全体を通してみると、満足できる1枚であった。 う~ん、これに、あと、フィガロのケルビーノのアリアと、『魔弾の射手』のアガーテのアリア、『ルサルカ』の「白銀の月」も収録されていたなら、もっと良いのだが。。。と思ったが、それではゼイタクすぎるか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年04月18日 10時29分12秒
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