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3年くらい前から「PBR×予想PERという指標」を意識して銘柄選択するときに使っていますが有効性については、使い始めてから3年間はまったくダメダメで有効ではないという感じなので、このブログでは触れたことがありませんでした^^; ただこの割安指標についてはマネー雑誌などで時々目にすることがあります。ダイヤモンド ザイ10月号の44ページなどにはPBR×予想PER=22.5以下のものが割安、11.25以下は激安ということが書いてありました。しかしこのような甘い基準で投資をすると、あっという間に株価が4分の一とか5分の一に落ち込む可能性もあるでしょう(苦笑) 私の投資しているポートフォリオ銘柄にはPBR(0.48)×予想PER(8.9)=4.27なんて銘柄がざらにあります。主力、準主力銘柄群はみなこの指標が低いものがほとんどです。しかも配当利回り、配当優待利回りは4%、5%、6%なんて銘柄がゴロゴロしています。 例えば最近のこのブログのエントリーで騒いだような銘柄について確認すれば以下のような感じです。 菊池プレス工業の8月27日時点の終値1223円で計算したPBR(0.46)×予想PER(4.9)=2.25。 原発関連某銘柄の8月27日時点の終値1860円で計算したPBR(0.60)×予想PER(8.7)=5.22。 りんご優待のスーパーの8月27日時点の終値1249円で計算したPBR(0.56)×予想PER(7.5)=4.2。 不動産投資代替銘柄ターゲット1銘柄の8月27日時点の終値250円で計算したPBR(0.34)×予想PER(7.8)=2.65。 不動産投資代替銘柄ターゲット2の8月27日時点の株価296円で計算したPBR(0.20)×予想PER(13.4)=2.7。 マーケットが正常化するかどうかは分かりませんが、普通の状態になればこんな馬鹿げた割安さは解消されると信じて、ポートフォリオを再構築しています。 ちょっと話は変わりますが、最近とみに強く感じるのは、多くの日本の個人投資家の中でバリュー投資家と呼ばれる人々が銘柄選択にあたって誤解していると私が感じていることが一つあります。「必要以上に現・預金だけを高く評価しすぎて、設備投資など生産設備を過小評価する」ということです。現・預金は金利が低いので、ほとんど収益を生みません。成長しつづけていく企業を見つけ出して投資するためには、収益を生み出すためには生産設備も必要不可欠だということを理解しておく必要があるのではないかと考えています^^; 現・預金だけもっていても、その現・預金部分は収益を生んでくれません。そのように考えて、自動車部品メーカーの銘柄数がどうしても増えてきて、頭を悩ませながらあれこれ作戦を練っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.28 10:53:57
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