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株価が上がるためには、投資したいという投資家の数(=>より正確には投資したいという投資家の資金の総和)が、売りたいという投資家の数(=>より正確には売りたい投資家の資金の総和)より多くないと株価は上がりません。 その企業が投資家には理解できない特別な凄い技術をもっているとしても、投資家がその事実に気が付かなければ投資資金は集まってきません。 だから専門知識が無い投資家にも、この企業の技術は素晴らしい他の会社が持っていない素晴らしい技術を持っており、この企業の業績は伸びていくと、多くの投資家に確信してもらう必要があります。 実際に業績を大きく伸ばして見せれば、多くの投資家はその企業に投資することになります。 ただ最近は10年も20年もたたないと利益に貢献しない新しい技術を開発したというだけでイナゴ投資家が集まって来て株価を大きく噴き上げることも良く起こるようになりました。 上がればどんな企業の株でも良いというイナゴ投資家が増えていることを利用したり、優待株ならとにかくほしいという投資家の動きを利用しない手はないですが、一時的に噴き上げた企業が業績を上げられなければ、あっという間にイナゴ投資家は飛び去って、株価は元の株価に沈み込みます。 一時的に一気に株価が上がるのは嬉しいことですが、それよりも創業50年も80年も、100年もたっており、利益を稼ぎ続けて、過去の利益でバランス・シートの中にキャッシュが積み上がったり、歴史が古いので持っていた事業用の土地の価格が大きく上がっている含み資産銘柄に投資したほうが株価上昇の恩恵を受けやすいことも理解しておくべきだと思います。 その企業の持つ資産の状況は、少し知識があれば有価証券報告書などを見ればかなり分かります。 日本には金融リテラシーが普通以下の投資家が機関投資家を含めて大量に存在するので、膨大な資産を貯めこんでいる企業の株価が、恐ろしいほど安値に放置されて残っています。 ちょっと株価が上がると、日本株はバブルだと騒ぎだす投資家もマスコミも多いです(苦笑) 確かに、その企業の株価が上がらないと思われる企業の株には投資資金が集まらず、株価が上げるのに時間はかかりますが、この状態がいつまで続いていく保証は、どこにもありません。 日本人はお人よし(⇔正確には金融リテラシーがゼロ)に近い人が多いので、10年たっても利息が増えない預金や貯金や債券などにお金を預けている人および企業が膨大に存在しています。この眠っている資金は、まだまだ目覚めそうもありませんが、何かが起こり目覚めて、預・貯金や債券から一斉に逃げだしたらどういうことになるのか。 想像するだけでも凄いことが起こると思います。その資金が企業の株に向かうといいのにな~とは思います(爆笑) 京阪神ビルディングや片倉工業など資産株の株価は穏やかにしか上がりませんが、それでも投資しておけば数年たてば大きく株価の位置が高いところに変わっていることも可能性としては十分あると思います。 川西倉庫の株の暴騰で、そのことを強く痛感しました。全部1500円くらいで売っちゃいました。優待単元しか持っていなかったので(o^―^o)ニコ http://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=year&scode=9322&ba=1&n_cid=DSMMAA13 次に噴き上げる資産株は何処か。そんなことは分からないのでいろいろな倉庫会社の株に広く浅く投資するのも良い方法だと思ってます(o^―^o)ニコ
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Last updated
2017.07.16 11:36:35
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