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カテゴリ:独り言
子供の事で悩み鑑定を受けに来た人。
興奮しながら話す母親。 取りあえず黙って聞く。 意味不明な言葉の表現で解読が困難。 ひとしきり話し終わり私の目を睨みつけている。 急に、おかしくなった。 悩みを聞いて睨み付けられる自分の姿を第三者的に見ると滑稽だ。 相談者の悩みを聞きながらこんな事を考えてる私が居るのですからどの程度なのかは想像がつきますでしょ? ひと呼吸して「あなたは思い通りにならない子供に腹が立っているだけで悩みの内には入りませんね」と言うと「何ですって?私は子供が大切だから相談に来ているのですよ。それなのに悩みじゃないって?どいうい事?」 「ただ、お母さんのグチにしか過ぎませんよ」 その瞬間、ペシッと手を叩かれた。 「そうしていつもヒステリー丸出しで子供を育てて来たのでしょ?」 無言・・・。 どうやら親は自分の思い通りに子供がいかないとその事自体が悩み化するようです。 その前に大切な事があります。子供の事を思うからこそ自由に育てる。 自分で考える力を付けて行く為に黙って見守るのです。 それを親の考えの型にはめ込み、はみ出ると許せないと嘆く。 自分だって考えてみて!自由に恋愛をして結婚したのでしょ? ある意味、自分の思い通りに生きて来たでしょ? それなのに子供には自由を与えない。だから道をはずして行く子ができる。 「まさか自分が言い諭されるとは思ってもいませんでした。でも納得しました、というか言われて初めて気が付きました。ありがとうございました。」 と言い晴れ晴れとした表情で帰って行く後ろ姿が忘れられない。 blogランキング参加してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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