スポッテッド・ダニオ ダニオの仲間vol.06
学名:Danio nigrofasciatus (Day,1870)通称:スポッテッド・ダニオ(ドワーフ・ダニオ)分布:ミャンマー北部体長:3.0cm飼育:★(容易)繁殖:★(容易) 今日紹介するのはスポッテッド・ダニオです。ゼブラ・ダニオと並んでずいぶん古くから熱帯魚として知られていた魚なんですが、一時期原産地のミャンマーが軍事政権によって鎖国状態に置かれていた時にはまったく輸入されてこないため幻の魚と言われていた時期も。でも、数年前からミャンマーの熱帯魚が普通に輸入されてくるようになると・・・。最初の内は、我が国では非常に数少ないと思われるコイ科魚類ファンが争うようにして入手してました。でも、決して入荷が珍しい事ではなくなってくるとよほどの人じゃなきゃ購入しない魚に(苦笑) 確かに、ゼブラ・ダニオのほうが断然きれいですからね~。ボディには地味目の2本のブルーの縦縞、そしてその下をスポットがライン状に並んでます。なんだか、ゼブラ・ダニオとレオパード・ダニオを足して2で割ったような外見です。しかし、模様的には両種の合いの子みたいなスポッテッド・ダニオですが、サイズは一回り小さく、英名はそこからドワーフ・ダニオです。さらに、体型も若干華奢な気がします。 もっとも丈夫で飼育しやすい事にかけてはゼブラにまったく引けを取りません。繁殖も、産卵数がやや少なめですが決して難しくありません。でも、この地味目の外見じゃわざわざ繁殖チャレンジする人も少ないか(苦笑)。 私自身は試した事がありませんが、スポッテッド・ダニオはゼブラ・ダニオと簡単に交雑が出来るそうです。もっとも、種として分類学上はそんなに近くないようで、先日も書いた生殖的隔離機構がはたらいて、子どもは取れても孫の世代までは継続出来ないそうです。本来は、ここで自分で実際に試してみるべきなんでしょうけど、あんまり食指動かないなぁ~(笑) そう言えば、今度の土曜日つまり9/2よりバンコクにおさかなかいだしツア~に行って来ます♪純粋にお魚の買い付けを目的で東南アジア行くのは初めての経験です。それもこれも、おさかな逸品堂の売れ行きが好調なおかげなんでしょう!たぶん(笑)。ただし、今回の買出し旅行に関して言えばただでバンコク行けるってだけで、給料とか利益とかおこずかいとか、心づけとかそう言った類のものは一切ございません!でも、せっかく行くんですから楽しんできます!皆さんも御希望の魚とかございましたら私に御一報を!!間違えてもおさかな逸品堂には頼まないようにね。お金取られます(爆笑)