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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2009年05月29日
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カテゴリ:映画
※FMとやま『シネマの細道』 2009/5/27放送分紹介作品(1)


『消されたヘッドライン』
(5/22~:ファボーレ東宝、TOHOシネマズ高岡)
公式サイト:http://kesareta.jp/

原作はイギリスのテレビ番組だったんですね。
言われてみれば、テレビっぽい部分があった様な気もしますが、
テンポは良かったし、ラストの緊張感も含めて、
映画として楽しませてくれる社会派サスペンスに仕上がっていました。

ワシントンの裏通りで麻薬中毒の黒人が射殺された。
それを目撃したピザの配達人も殺される。
この事件を追っている新聞記者が主人公のカル。

一方、国会議員コリンズの元で働いていた女性ソニア・ベーカーは、
出勤途中の地下鉄で謎の死を遂げた。コリンズとソニアは不倫関係。
すかさずメディアはスキャンダルとして取り上げるが…。

ラッセル・クロウとベン・アフレックでは年齢的に無理がありますが、
カルはコリンズと大学時代からの友人でした。
そして、カルはコリンズの妻アンを慕っていました。
この辺りの人間関係が映画で描くには時間が足りなかったか…。

原作は知りませんが、アメリカ映画的スケール感があるなと思ったのは、
コリンズが手がけていた案件が、国防の民営化をめぐる疑惑だということ。
戦争で設けている巨大企業というのが出てくるんですね。

2つの事件は結びつき、真実は…。
ヒントは散りばめられていましたが、僕は最後まで分かりませんでした。
そもそも、そういう鑑賞の仕方はしないのですが。

映画として、やはり軸になるのはカル自身でしょうか。
彼は新聞記者としての信念みたいなものは持っているんですが、
その判断は時に自分の都合に左右されています。
ビジネスとして割り切るか、友情・愛情を優先させるか。

その間で揺れながらも、やっぱり彼は記者なんですね。
彼のことをどう見るかは意見の分かれるところでしょうが、僕は好きですね。
新聞そのものはビジネス優先にシフトしているけれど、
記者魂は永遠に続くので、編集局長キャメロンの葛藤も理解できます。

『クライマーズ・ハイ』で観た日本の新聞記者もリアルだと思いましたが、
この映画における記者の世界も精神的なリアルが伝わってきました。
特に良かったと思うのは…。これは秘密マル秘

ラッセル・クロウはお腹は出てたままだったけど、
『ワールド・オブ・ライズ』とは雰囲気がガラリと変わっていました。
ああいう身体の作り方も「プロとして」ということなのだろうと思います。





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最終更新日  2009年05月29日 10時49分55秒
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