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※FMとやま『シネマの細道』 2009/8/5放送分紹介作品(1)
『そんな彼なら捨てちゃえば?』 (8/1~:TOHOシネマズファボーレ富山) 公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/hesjustnotthatintoyou/ 原題は『彼はあなたに興味がない』なのに、邦題はやけに女性が強気ですが、 実はそうではなくて、そんな彼なのに捨てることも出来ない女たちの物語です。 女の目線から恋愛や結婚関係における男心を考察している映画なのです。 女が男にひどい扱いを受けたとき、それが子供の意地悪レベルでも、 「それは彼があなたのことを好きだから…」という「神の言葉」があって、 その言葉のせいで、女は大人になっても駄目な男に恋してしまう ![]() でも、本当は彼はあなたに興味がない…というのが真実 ![]() その感覚を世界共通のものとして描いているところが面白いです。 ダメンズウォーカーは世界共通なのでしょうか? 何組もカップルが出てくるので、 映画紹介番組的にあらすじを紹介するのがとても難しいのだけど…。 純愛を求めてるんだけど出会う男たちに何かと勘違いしてしまうジジ。 僕の中では彼女がメインです。ジニファー・グッドウィンが好演してます。 傍から見てるとかわいいんだけど、微妙に面倒くさい女です。 その他、問題のない結婚生活を送っていたように思えたが、 夫は自分に内緒でタバコを吸い、挙句、浮気までされちゃったジャニーン。 演じているのはジェニファー・コネリー。 恋人と同棲7年で彼女の本音は結婚したいのだけど、 彼は全くその気を見せてくれないベス役はジェニファー・アニストン。 スカーレット・ヨハンソンが演じているアンナは不倫相手に何か期待してる。 彼女の存在は映画の中ではメインではないのですが、 不倫も含めて、性格的にもこういう女性は意外と多いかもしれません。 その他、製作総指揮という立場もあってか一歩引いた存在ですが、 ドリュー・バリモア演じるメアリーはネットで恋人探しをしています。 適切に豪華な女性キャスト陣 ![]() ![]() ![]() 男運のない女性なら、この映画の中の誰かが当てはまるかも知れない、 あるいは、必ず気持ちが理解できる女性がいる、そんな登場人物と設定です。 いや、僕もよく分かっている訳ではないので、 そうなんじゃないかな?…と思っているだけなのですが ![]() この映画を観ていて一番強く感じたのは、 現代人は理屈で物事を考える人が多いので、恋愛も上手く行かないというか、 いろいろと難しく考えすぎているんじゃないだろうか…ということ。 それは、女も男も。実際、僕もそうなんですけど ![]() 好きなら自然な気持ちで行動してしまえば良いんですよね。 そういう意味では、恋愛は良い意味で少し馬鹿になった方がというか、 理性より本能を優先させた方が勝ちなんだ ![]() …とまぁ、分かってはいるのですが ![]() もう一つ感じたのは、 環境が変わると人は変わる。そして、愛が変わることもあるということ。 出会う前と後、恋をする前と後、結婚する前と後、別れる前と後…。 幸せにはそれぞれの形があるので、いろんな結末があったのは良かったです。 好きだから結ばれて幸せ ![]() ![]() 「彼はあなたに興味がない」だけでなく、「彼から電話がなかったら…」 「男の別れ方は…」「いつまでもSEXさせてくれないということは…」 「彼の浮気を知ったときに…」というようなテーマで街頭インタビューして、 実は(ここは秘密 ![]() 昔からある手法なのに色あせた感じがしなかったのは、 男と女というテーマそのものが永遠普遍のものだからかもしれません。 基本的には女性が男心を探る映画なんですけど、 男としても「女性の男に対する考え方」みたいなものが勉強になったし、 アメリカの恋愛映画は久しぶりだったので、かなり楽しく観られました ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月06日 01時17分33秒
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