カテゴリ:映画
『死にゆく妻との旅路』
(2/19~:TOHOシネマズ高岡) 公式サイト:http://www.tabiji-movie.jp/ TOHOシネマズ高岡での公開初日19日(土)14:00~の回の上映終了後に、 三浦友和さんと塙幸成監督の舞台挨拶(通常料金上映です)が予定されています。 詳しくはTOHOシネマズ高岡のサイトでご確認下さい。 ちなみに、僕はMCでも何でもありません。残念ですが…。 そう、「残念ですが…」と思うくらいに素敵な映画でした 11歳年下の妻ひとみから「オッサン」と呼ばれる夫の清水久典は、 50歳を過ぎて4千万円の借金を抱え、あるのは1台のワゴン車と、なけなしの50万円のみ。 ひとみは癌の手術を終えたばかりで、金策に走り回る夫の帰りを娘夫婦の家で待っていた。 が、成果なく帰ってきた久典。もう、残された手段は自己破産しかない。 しかし、それを受け入れられない彼は、もう一度、金策の旅に出ようとするが…。 普通なら、行くにしても1人で行きますよね。 ところが、久典は癌の手術を終えたばかりのひとみを連れて行ってしまいます。 そして、それはひとみの希望でもありました。強い強い希望でした。 実話をもとにした物語です。 ひとみさんは入院中も退院してからも一人で、寂しくて寂しくて仕方がなかったんです。 だから、金策の成果がゼロでも、久典が帰ってきてくれただけで嬉しい。 その愛する夫がまた旅に出て、また一人ぼっちになってしまうのは耐えられない…。 で、久典も彼女の想いに流されてしまった。 「この生き方が間違っていたとも言えないし、正しいとも言えない」 久典を演じた三浦友和さんの言葉です。 そうですね。どうするべきだったかは分からないですね。 観ている間は、何度か「もう、なんとかしてあげなさいよ。奥さん死んじゃうぞ」 とは思いましたよ。思いましたけどね…。 かくして、夫婦はワゴン車でぐるぐると全国を回り続けます…。 拠点は七尾で、富山県にもやっきたので、見慣れた風景もいっぱい出てきます。 高岡と氷見が多いのですが、富山市内や宇奈月も出てきましたよ。 ということで、富山県(&石川県)ではご当地映画として全国より一週早く公開されるのです。 いろいろ感じることがある映画でした。 語れば(書けば)長くなるのですが、この映画を観た一番の感想は…。 石田ゆり子さんが超かわいい!! いや、かわいいのはひとみさんなんですけど、ゆり子さんが演じているところがミソです。 三浦友和さんも素晴らしいけど、ゆり子さんがとにかくかわいい 好きな女優さんは誰ですか?と聞かれたら、永作博美さんですと答えていますが、 結婚したい女優さんは誰ですか?と聞かれたら、石田ゆり子さんと答えちゃいます。 ゆり子さんにエプロン姿で「いってらっしゃい(おかえりなさい)」って言われたいです はい、アホです。 この映画は「久典が妻のひとみを見ていた」物語なんです。 僕たちも自然と久典の目線でひとみを見続けています。少なくとも僕はそうでした。 だから、余計にひとみの愛くるしさが心に沁み込んできます。 誤解を恐れず書きますが、石田ゆり子さんは変に演技が上手すぎないところが魅力です。 下手なんじゃないんです。でも、“THE女優”的な演技はあまりなさらないですよね。 本当は女優魂を持ってるんだけど、それを前に出しすぎない良さを感じるんです。 とにかく、そういう意味で、ひとみ役は石田ゆり子さんしかいなかったということです。 鑑賞中、20回以上「かわいい…」とつぶやいていました。 そのうち何回か“キュン死に”しそうになりました 実は昔、『北の零年』のキャンペーンで、ゆり子さんに会うチャンスがあったんですよ。 ところが、大雪で交通機関に遅れが出て、予定通りに富山に来られなくなりまして、 時間短縮のあおりを受けて、ラジオは監督だけのインタビューになっちゃったんです。 そのおかげで、行定勲監督とゆっくり話せたのは良かったと言えば良かったんですが…。 そのキャンペーンの時、目の前を通り過ぎていく石田ゆり子さんを見ました。 チラッと拝見しただけだったのですが、すんごく「きれ(綺麗)かわいい」人でした。 で、そのまま急いで控え室に入られ、スタッフの方が「今からメイクします」と…。 え?メイク?え?してないの?え?あれ素顔なんですか?なに~ まぁ、そういう思い出話もあるということです。 かなり長い文章になってしまってすいませんでした。これでもカットしたんですが… 最後まで読んでいただきありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|