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「月影ベイベ」8巻 感想です。
ネタバレ注意! ★6巻の感想はこちらです。 ★7巻の感想はこちらです。 月影ベイベ(1) 月影ベイベ(2) 月影ベイベ(3) 月影ベイベ(4) 月影ベイベ(5) 月影ベイベ(6) 月影ベイベ(7) 月影ベイベ(8) 雑誌のほうでは最終回をむかえた月影ベイベ。遅ればせながら8巻の感想を。 とにかく8巻すごくよかったです。 蛍子が見つけたお母さんの日記。 もう泣けるに決まってる…(´;ω;`) 日記を読んでわかったことは、お母さんは蛍子が思っていたような器用な人ではなかったということ。本当は死ぬことがすごく怖かったし、蛍子の前ではそれを悟られないように笑顔を作っていただけだった。そして日記には蛍子のことばかりが書いてあって…。 お母さんが死んでもちゃんと泣けなかった蛍子ですが、ようやくお母さんの本当の姿、気持ちを知って泣けたのでした。 それを優しく見守る光…報われると良いね(´・ω・`) そしてお母さんの形見のビデオを光の家で光の家族と見る蛍子。 光のおじいさん、イケイケでした(笑) 蛍子がちょっとドキッとしていたのは円くんに似ていたからなのか、年上好きだからないのか…w ビデオを見て、お母さんの踊りが思っていたより似ていないと思った蛍子と光。 蛍子の踊りが“今”の踊りに馴染んでいって変わっていったんですね。 それを進化と言われて嬉しい蛍子。 そして似ているところを見つけてそれもまた嬉しい蛍子。 この後光のおじいさんが三味線を弾いて躍る蛍子たちの光景がなんだか幸せな感じで素敵でした。 笠なしで楽しそうに踊れた蛍子。よかったね~(*´ω`*) そして蛍子は円くんへの気持ちをどうしたら良いのか悩みます。 里央に相談したり、お母さんの日記にヒントがないか探してみたり…。 そんなときお約束?の雨が降って家に二人きりに。しかもおばあちゃん帰ってこない! 完全に男と女の空気出しちゃってます。 蛍子は告白をしようとします。 が、円くんに最後まで言わせてもらえませんでした。 「俺は 蛍子のことがかわいくて仕方ない 大事にしたい でもそれは 恋愛感情とは違う 親が子を思う気持ちと同じや」 それに対し蛍子は卒業まで待てって言うなら待つ、自分が円くんを幸せにする、そして、 「私のこと間違えて繭子って呼んでも怒らないから 私…なんでも受け止めるから 円くんのためならなんでも…」 それを聞いて円くん蛍子を抱きしめて泣いてしまいました。 「そんなこと言うたらあかん……! 誰がそんなこと望むがや………!」 切ないです…。 そしてきちんと応えます。 自分には今大事な女性がいると。それは蛍子のお母さん。 ずっと、蛍子のお母さんのことを想っているんですね。 その答えをきいた蛍子はさすがにもう納得したようで、最後にひとつだけお願いがあると言って、円くんの前で円くんのためにだけ躍るから見ていてほしいと言います。 そのシーンがとても素敵で円くんがちゃんと蛍子のことを大事に想っていることも伝わってきて涙がでそうになりました。 そして踊り終わったと、 「私 円くんのことが ずっと好きでした 大好きでした」 そう言い終わった後すっきりしたのか蛍子は笑っていました。 その笑顔を見て、なんだか吹っ切れそうだなぁと思ってうれしくなってしまいました。 そんなわけで9巻で完結ですね。雑誌を見ていないので最終回、どんな感じなのかわかりませんが、早く読みたいです…! 拍手を送る お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月29日 13時40分36秒
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