マレーシア旅行13(アイランドホッピングツアーでのランチ)
早いもので今日から師走に入り、2010年もあと1ヶ月を残すのみとなりました。どんな方でも、年末はバタバタと忙しくなると思いますが、やっと始まりつつある冬の寒さに負けないよう、頑張って1ヶ月を乗り切りましょう。と言っている私も、来週月曜日6日から11日帰国でラオスという国へ1週間弱の短期出張が入っています。拙ブログの方は、まだマレーシア旅行記が延々と続いていますが、この調子でいくと、ラオス出張中もマレーシアのブログネタをアップすることになりそうです。エントリーの内容が溜池山王ランチのネタを中心とするいつものパターンに戻るまでは、もう暫くかかりそうですが飽きずについて来てもらえると幸甚です。さてさて、今日のエントリーは、マレーシア旅行記の第13弾で、前日に引き続き、現地で個人申込みして参加した「アイランドホッピングツアー」の後編を紹介します。↑今回のツアーでキャプテン兼英語ガイドの船長さんとその助手を務めていたクルー(キャプテンの息子?)です。このオプショナルツアーのツアーパンフには、ツアーに含まれるものとして、「licensed & experienced captain and crew」という記載がありましたが、子供の方はどうみても「経験豊富なクルー」には見えませんでしたね。(笑)彼は与えられた仕事を黙々とこなしていましたが、乗船後には「ォィォィ、ダイジョウブかよ?」と思ってしまったことは事実です。でも丁度、イスラム教の巡礼後大祭(犠牲祭)のハリラヤ(祝日)でしたし、このあたりからマレーシアではグレゴリオ暦の新年頃までずっと「スクールホリデー」になりますから、チビッ子クルー達がインターンシップとして観光業に従事して、仕事のお手伝いすることは悪いことではないと思いました。ボートは、↑こんな感じで波しぶきをあげながら進んでいきます。こういう船に乗ると、つい鼻歌で「兄弟船」(by鳥羽一郎)が出てきてしまう私ですが、ランカウイに到着した翌日の11月15日に作詞家の星野哲郎先生が逝去されたことはNHKワールドで見たニュースで既に知っていました。このあと、波が穏やかな場所に碇を下ろし、鰯の切り身をエサに竿もリールも使わない釣り糸と錘だけのシンプルな海釣りをやりました。相方さんは2尾くらい釣っていましたけど、私はアタリは何度かあったものの見事にボウズでした。チビッ子クルーの彼は次から次へと釣り上げていましたねぇ・・・完敗でした。釣れた魚の一部は、この後のバーベキューランチで「イカン・バカール」として出てきました。白砂のビーチに船を横付けして、ある島に上陸しました。ここでBBQランチを食べることになりました。BBQ施設というと大袈裟ですが、それなりの調理施設でツアー客の数に応じてランチが提供されていました。どこのツアー会社が催行するアイランドホッピングツアーもそれぞれ時間差を作ってお客さんをうまく捌き、ほとんどコチラの施設でランチを食べさせているような感じでした。島に電気はなく、冷たいミネラルウォーターや缶ジュース類はランカウイ本島からクーラーボックスで運んできているようでした。BBQランチと言っても、最初に出てくるのは揚げ物メインのもので、これらを食べている間に、釣った魚を調理して焼き魚にしてくれる段取りでした。上画像は、左から「フライドチキン」、「えび団子揚げ」、そして「春巻」でしたが、どれも冷凍モノでしたので味の方はそれなりでした。相方さんもフライドチキンを一口食べたら、その後は続けられなかったと言っていましたし、同じツアーに参加していた別のカップルの女性の方も完食できずに残していました。個人的には「えび団子揚げ」はそこそこマトモでしたが、如何せん、辛口のサンバルソースなど「調味料」がなくて自分好みにアレンジできなかったのが残念でした。↑コチラ、ご覧のとおりのカニです。これは焼いたものではなく、茹で上げただけのものでした。次の画像で紹介する、サウジアラビア国籍のもう1組のカップルさん、今度は男性の方がうちの相方さんに「コレはどうやって食べるんだ?」みたいなことを尋ねていました。サウジアラビア人はカニなんか面倒くさいから食べないのでしょうねぇ、きっと。このカニ、前述の揚げ物3種よりは、まぁまぁ食べられるものでしたが、それでも調味料として、最低でも酢か塩を用意して欲しかったです。画像はありませんが、この後、釣った魚を焼いたものが出てきました。それもただ焼いただけで、新鮮で魚本来の美味しさを感じ取ることはできましたが、やはりここでもサンバル等の調味料がなく、単調な焼き魚を延々と食べ続けることになりました。日本人なら、日本製の醤油を持参することをオススメします。先ほどから何度か本文に登場している、私達ともう1組の参加者だった「サウジアラビア人カップル」さんです。仕事の関係で香港に在住していて、ハジ(巡礼後大祭)の祝日を利用してマレーシアに来ているようでした。しかし、イスラムの戒律が厳しいサウジアラビアでは、いくらラブラブでも画像のように男女が人前でイチャイチャすることは出来ないだろうなぁと思いつつ、ボートでは彼らの後ろに座っている私達から見ると、リゾート地ならではの微笑ましい光景だと思えましたね。ツアーはランチを食べてから島を離れ、スタート地点のマリーナへ戻って終了となりました。1人RM180(約5,000円)で、他の会社と内容が同じでも安く参加できるツアーでしたが、マレー語、英語が少々出来ないとちょっとキビシイなと感じました。観光主体なので仕方ないことですが、上述のようにツアーに含まれるランチの内容も期待しない方が無難です。従って、フツーの日本人新婚カップルさんには不向きだと思いますので、注意してください。今日のエントリーは以上です。明日はリゾートに戻ってから利用したリーディングルームでの「アフターヌーンティー」を紹介する予定です。