|
テーマ:最近観た映画。(40091)
カテゴリ:arte
ブエノスアイレスの文化施設、最高峰サンマルティン劇場でイタリア映画週間が始まりました。この劇場では2ペソという破格の値段(日本円70円ほど)でビデオでも映画館でも見られないような現地ならではの作品を特集します。「今回は南イタリアにスポットをあてた現代映画で景色を見るだけでも興味深い」と親しいジャーナリストに誘われ見てきたのですが、実に頭が混乱するテーマ、、でも思い切り心に留まりました。
イタリア映画はニューシネマパラダイスぐらいしか見たことがないのですが、、タイトルは Ballo a tre passi 2003年に制作された Salvatore Mereu 監督の作品です。春、夏、秋、冬..つい最近みた韓国の映画にそのような流れがありましたが、まさにソンナ四季の流れと共に人生を辿った物語。各登場人物の精神的問題が興味深く、素朴な羊飼いと修道女の愛、年老いたアコーディオン弾きと娼婦、そしてアコーディオン弾きは楽しんだ後、名曲シエリートリンドと共に天に召される..etc etc 実に様々なものが絡み合っていて、パニックになりそうな悩ましい映画でした。月末30日までイタリア映画は続きます。イタリア在住の友人がいるのですが、これ全部みたらイタリア理解が深まって、また彼女と新しい話ができるかもしれない。 ただ今日は、朝から思わぬ出来事に遭遇して疲れていたので、正直この内容は少し厳しかったです。 早朝、近所のインターネットカフェで仕事をしていると、中華系の店主と客とがササイな支払いのトラブルで揉みあいのケンカが始まりました。「オモテへ出ろ」状態で店の前で取っ組み合いのケンカが始まったのですが、客のアルゼンチン人はナカナカの腕っ節の強さで、中華系店主の顔をボコボコ殴り圧制、通りがかった人が止めつつ大変な騒ぎに発展しました。ふいに劣勢だった店主が起き上がって店に駆け戻り、何をするかと思えば、、ナント大きな刃物を持ち出したではありませんか! (まるで日本刀のようだった)まるで映画のワンシーンに紛れ込んだような悪夢! 店にいたものは思わず立ち上がり全員で叫びました。「ノーーーー!!!」 幸い大事には至らなかったものの、そんな激しい場面に早朝から遭遇するとグッタリ疲れてしまいます。穏やかな朝も仕事も大なし! またうなされそうです、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[arte] カテゴリの最新記事
|