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カテゴリ:特急列車(国鉄・JR)
183系0番台:特急「わかしお」
特急「わかしお」は、昭和47年、東京地下駅の開業と同時に「さざなみ」と共に運転が開始されました。 房総特急は、地下区間を走行するため、ATCを搭載した専用形式である183系0番台が用意されました。編成は、サロ1両を含む9両固定編成で、「さざなみ」のほかのちに誕生する「しおさい」「あやめ」にも共通で使用され、幕張電車区に集中配置されていました。 運転区間は東京~安房鴨川間の固定であり、一部例外的に八王子や横須賀線直通後に大船への延長があったようです。 長らくは錦糸町経由となっていましたが、成田エクスプレス運転開始に伴い京葉線経由へ移行、平成16年に183系が全廃となるまで外房特急として活躍しました。 昭和52年 東京駅 地下ホームにて この頃は、都区内フリー切符を買って首都圏の列車写真を撮りまくっていました。 一眼レフを買って、スローシャッターの仕組みが解ってきた頃だと思います。 まだ文字マークばかりの時代です。ホームが閑散としているのが寂しい。 昭和54年頃 錦糸町駅にて 53・10改正を迎え、ヘッドマークがイラスト入りになりました。 昭和54年8月 錦糸町駅にて 錦糸町駅脇の留置線には、昼寝をする車両が多くありました。今は運用効率が良くなったのか、ここで休む車両も昔に比べると少なくなったように思います。 幕張電車区までの入出庫時間の節約か、183系がここで休む姿は珍しくありませんでした。現在は昼間の房総特急が殆ど錦糸町を通らなくなり、ここで特急車両が休む姿を見ることはできなくなりました。 特急「わかしお」が当たり前のように総武本線を走っていたという事実も、既に遠い過去の歴史となってしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.14 13:37:48
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