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カテゴリ:詩を書きましょう
今日は久しぶりに「詩」・・・というより・・・「手紙」を書きました。
あて先は「アーカイブ星・・・お父さん様」 『お父さん、どうしてますか? そちらの居心地はいかがですか? そちらの様子が分からないので、心配です。 でも、そんなぼくのこと、「お前のほうが心配だ」と アーカイブ星から見守っていてくれてるのでしょうね。こちらにいた時と同じように・・・ 10代の頃、反抗期だったのか ぼくがお父さんに荒い言葉を投げつけたことがあったよね・・・ お父さん、 「生意気いうな!」って怖い顔して言った。 ぼくは、ますます頭に血が昇ったけれど・・・ 「お前が未だ自分の名前も知らない頃から、私はお前の名前を呼びつづけていたんだ! 可愛くて、かわいくて・・・仕事から帰るとお前を抱き上げて頬擦りするのが、何より楽しかった・・・」 誰より心配かけたのに・・・そんなぼくのことを・・・ ぼくは、身体の芯が震えるのを感じた。 部屋に戻って、一人きり涙が止まらなかった・・・ 小さかった頃、お父さんが仕事から帰ると足にしがみついて離れなかった・・・ あの頃に戻ったような気がしたんだよ・・・ お父さんで良かった。お父さんの子供で良かった!・・・ そう思った・・・ほんとだよ。 あの時も、そしてその後もずっと言えなかったけど・・・今なら言える・・・お父さんの子供 に生まれてきて本当に良かった! いつかはアーカイブ星でまた会えるだろうけれど・・・そのときは顔を合わせると男同士、照 れて言えないだろうから・・・ 今、手紙に書いて言います。 「お父さんの子供で本当に良かった!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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