失敗したもん勝ち?!
朝ドラ「てっぱん」最近のキーワードは「失敗したもん勝ち」 50代で新たな転機を迎えたサヨコさんが、 「自分の人生、失敗ばかりだったが、 その分、モト取ってきた」 とあかりに語るのだが、 その言葉は、あかりから、波紋のように広がって、 周囲の人々を静かに変えていく。 失敗を恐れることはない。 もしもうまくいかなくても、 それはそれで意味があるのだと、 足踏みしていた人々の 背中を押してくれる言葉である。 数限りない失敗をしてきた私も、 この言葉には深く納得するものがある。 失敗してこそ、 得たもの、気づいたことがどれだけ多いか。 「失敗」はその人の必然であり、 与えられたテーマ(課題)であるのかも。 それにしても、 人から人へ伝わる小さな点の力 それは、街角でみつけた言葉のときもあるし、 思いがけず受けた親切のこともある。 小さな子どもの笑顔であるときもあれば、 「伊達直人」サンもそうだろう。 急な車線変更に「いいよ」って割り込ませてくれた見知らぬドライバー 「ありがとう」っていう嬉しさを、別の誰かへバトンしていけば、 かぎりなく、やさしさの波紋は広がっていくかもしれない。 私たちが思いもしない遠くにまで。 そんな想像をすれば、 私たちの小さな一石も そう非力ではないのかも まずはその笑顔・・・ *写真;ゆんフリー写真素材集より「ミルククラウン」