明暗
昨日の仙台の気温は21度ほどになったようだ。畑の白菜を結んでいたひもを解き、外の枯葉を取った。食べるには少々貧弱だったために残したのだが、これからは伸びた茎が美味しい季節。つまり「つぼみ菜」を育てるのだ。甲子園の高校野球は大阪桐蔭と高崎健康福祉が勝ってベスト4に残り、応援していた鳴門は残念ながら高崎に1対9の惨敗だった。 夜の楽しみはプロ野球。3月の仙台でのナイターはさぞ寒いと思うのだが、昨夜は案外暖かったかも。この夜、楽天の田中、日ハムの斉藤は共に開幕初先発。多分6年目の田中は勝利し、2年目の斉藤は負けると読んでいた。だが結果は逆になった。「持てる男」斉藤はダルビッシュが抜けた後の球団を「背負う男」として、見事開幕初勝利を挙げた。それも完投とは立派。 これに反して東北のファンの期待を一身に集めていた田中は5失点で負け投手。散々の出来で6回には降板したようだ。失策も4つあり、あまりの「惨状」に途中でテレビを消した。楽天もこれまでチームを支えていた岩隈が抜けた。開幕直前に結婚したばかりの田中が初の開幕投手を任されたが、きっとかなり肩に力が入ったのだろう。失点しても直ぐに軌道修正できる彼が、味方の失策もあってズルズル深みにはまった。 シーズン前の順位予想では4人の評論家が楽天を6位とし、5位、2位がそれぞれ1人ずつ。評価が低かったのは、さしたる補強をしなかったこと、主力選手が怪我をしたこと、岩隈が抜けた後の投手陣が手薄なことなどが理由のようだ。初戦からの黒星は順位予想を思い出させた。だが田中の自責点が2点に留まり、ヒットを12本放ったのが救いか。 今日は前線の通過で荒れ模様との予報。午前中の早い時間帯から雨が降り、暴風警報も発令。だが雨が降り出したのは昼前からで、それもごく弱いものだった。私は思い切って走りに行った。走ったのは2月3日以来だから、ほぼ2カ月ぶりのこと。ドクターストップはかかっていたが、再手術が決まった今は不整脈が出ても問題はない。 それに試してみたいことがあった。どれだけ筋力が落ちたかを確認することもそうだが、右足底の痛みをカバーするために最近では左の脹脛まで痛んでいた。昔使用していたくるぶし用のサポーターを装着した感じが良いので、これを着けて走ったらどうかと言うことだ。心配する妻を説き伏せ、家を出る。 速く走れないのは当然だが、痛みが出ないのが嬉しい。そしてゆっくりゆっくり坂道を往復する。4kmを40分だから1kmに10分もかかるスローペース。それでも走れるのが嬉しく、気持ちが良い。前日Kさんから「みちのくラン」の案内があった。6月末まで私が走れるようになるかは分からないが、30kmのコースに挑戦したい気持ちが強い。 5月中旬の「仙台国際ハーフ」と6月初旬の「いわて銀河」はまだ無理が出来ないはず。当面は「みちのくラン」を復活への足がかりに出来れば嬉しい。今日は4kmゆっくりランが出来たことで、少し希望が湧いた。 テレビでは楽天対ロッテの第2戦が放送されている。今日もしょっぱなにエラーがらみで2点を先取され、その後追い着いた楽天だが再び2点のビハインド。きっと今季もハラハラドキドキの1年になるだろう。そして私は明日がKスタでの初観戦。果たしてどんな試合展開になるか楽しみだ。≪ 3月のラン&ウォーク ≫ ラン:1回4km ウォーク:150km 月間合計:154km 年間走行距離:173km 年間合計:532km これまでの累計:78677km