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市場は間違っているが参加者が皆で決めた価格なので、その間違いを指摘する特定の人の個人的な意見よりは概ね正しい。 周りの皆よりも自分の意見の方が正しい、とかたくなに信じている頑固者が結果として正しかったということは非常にしばしばあるが、それは後になって分かること。 その時に起らなかったリスクを考慮しての当時の株価なので、後になって結果論を言ってもその頑固者が正しかったという事にはならない。 効率的市場仮説は投資家の過剰反応を許容する。 どのような株価であれ、市場は概ね正しい。少なくてもどの特定の個人の意見よりも。 バイアスがかかった個人的な意見よりも、短期中期長期全ての視点から総合的にみて、様々な可能性・不確実性を考慮しての株価の方が正しい。どのような価格であれ、株価は常に適正価格なのだ。 しかしその適正価格も、明日の適正価格とは違う。来年の適正価格とは違う。10年後の適正価格とは違う。 明日の、或いは来年の、10年後の適正価格からみて現在の適正価格にケチをつけても仕方がない。様々な個人的見解について、「そうならなかった場合」を織り込んでの現在の適正価格なのだから。 (※ただ、僕は効率的市場仮説とは少し違う考えを持っています。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
市場は効率的か否かについては巷でよく議論されますが、市場が決めた今の価格についてあれこれ言っても仕方ないと思いますね。どれだけ議論を尽くしたところで、自分でどうすることも出来ませんから。
その会社の価値(利益と資産の両面)が今後どう変わっていくと自分が考えるのか、そしてそれを幾らで買いたいのか、という、飽くまで自分で処せる範囲の事に注力したほうがいいと思っています。その結果、条件をクリアする株だけを買う。 経験則ではPERが低くかつROEが中位クラス以上の銘柄がパフォーマンスが良いのは事実ですが、それを統計取って自慢したところで未来も同じことが続く保証もありませんし、市場が間違っていたことを証明しても1円の得にもなりません。 (2018.01.21 15:23:17)
株馬鹿さんへ
市場が間違っている、正しいと証明することはできないというのは同意です。(皆同意すると思いますが) 「市場が正しくない。常に間違っていて、正しいのは自分の方だ」 と思って投資をしていると市場に対しての謙虚な気持ちが薄れて慢心してしまうので、自分よりも市場の方が常に正しいと思って投資をした方が良いのではないかなと僕は思っています。 (2018.01.21 17:34:32) |