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今年は好調。往年のカンを取り戻しつつあるのを強く感じている。
といっても今のポートフォリオの割合で一番比重が大きいのは金ダブルブルが30%超という歪な構造。随分売却したが、まだ30%以上が金への投資だ。 金利上昇局面で金は下落する、そんな教科書通りの意見には与しない。買い上がり続けても評価額は投資額の1.5倍だ。 僕の投資手法は逆張り。 上昇続きの相場は面白くない。 景気循環株が「低PER低PBR業績好調の企業で株価が低迷しているお宝株だー」と注目を浴びても、景気循環株は低PERで天井を打ちますから、残念、としか思わない。 四季報の業績予想、当たりませんからね。東スポみたいなもんです。 四季報の業績予想を信じながら投資先を決めるなんて狂気の沙汰です。 織り込まれていない様々な可能性があるんです。 中国の台湾進攻、アメリカ発の恐慌、ロシアの核使用、南海トラフ大地震。 その可能性を盛り込むと投資なんてできません。ただ、可能性があるという事を認識し、そうなったらどうなるか、自分はどうするべきか、を俯瞰して考えるのが大切。そうなってからドタバタしても右往左往するだけ。 そうなったらどうなるか、自分はどうするべきか、を俯瞰して考える。 さて、実はここまでは簡単な話。馬鹿でもやればできる。やるかやらないかだけ。 ここからが難しい。 「そうなったらどうなるか」は大抵自分の想定とは大きく違うし、その結果「自分がどうするべきか」も大きく変わってくる。 自分の頭の中の想定通り物事は進まない。その時に軌道修正できる柔軟性が必要。 これができるかどうか。想定外の事象が起こった時に、投資家としての質が問われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.08.05 08:02:06
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