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株式投資には投資期間に応じて、短期投資、中期投資、長期投資があります。僕は3ヵ月以下は短期投資、半年から3年は中期投資、5年以上は長期投資、その間はグレーゾーン、という理解でいます。
投資家の多くは、中期投資と長期投資を一緒くたにして中長期投資と呼んでいます。僕はもう株式投資を始めて20年以上になりますが、中期投資が長期投資と全然違うものである、と主張している人を自分以外で見たことがありません。「中期投資」でグーグル検索すると長期投資を含めた中長期投資の検索結果が出てきてしまいます。中期投資だけに 絞って検索しても、中期投資と長期投資を一緒くたにして短期投資との区別として用いているサイトばかりです。短期投資か中長期投資か、そのような理解でいる投資家が殆どだと 思います。 僕はガチガチの中期投資家として一家言あります。 短期投資と中期投資が違うのと同じくらい、中期投資と長期投資は違う。敢えて語弊を恐れず言うと、中期投資は長期投資よりは短期投資に近い。 僕は絶対に中期投資家であって、長期投資家ではない。 投資を始めて20年間ずっと、中期投資を行ってきました。短期投資や長期投資はほとんど行っていません。その僕が言うのだから信じてくれて良いです。中期投資と長期投資は 全然異なるもので、2つを一緒にして中長期投資と言っている投資家の多くは、中期投資のことが分かっていない。自分のことを中長期投資家と表現している人は、自分が中期投資家なのか長期投資家なのかすら分かっていない。中期投資について考えたことすらない、投資と真面目に向き合ってこなかっただけの似非投資家です。(短期以上のスパンの投資を「中長期投資」と表現するのは、本当に投資家としてセンスがないと思います) 僕は決して誇張して言っているのではありません。本心で言っています。 自分の投資手法が、短期投資なのか、中期投資なのか、長期投資なのか、についてはハッキリと自覚をした方が良いです。トレードを開始する時に、短期投資としてなのか、中期投資としてなのか、それとも長期投資としてなのか、はハッキリと認識しておくべきだと 僕は考えています。結果として自分が当初考えていたような期間にならなかったとしても、 自分がどのような考え、どのようなビジョンで投資を始めたのかはしっかり認識しておくに越したことはありません。 多くの人が勘違いをしていますが、長期投資はリスクの「高い」投資手法です。短期、中期、 長期、の順に 1トレード当たりのリスクは高くなります。長期投資で銘柄選定を誤ると悲惨です。投資した資金は永遠に回収することはできないでしょう。長期投資である以上、ファンダメンタル分析は必須で、長期的なROE推移の予想が非常に大切になります。慢性的な高ROE銘柄が日本には非常に少ないので、日本で長期投資をするのは非常に難しいと 言えます。中期投資で最も重要になるのはPERなのに対し、長期投資では中期投資ほどPERを重視しません。また長期投資の場合、成長していない銘柄への投資の場合は配当利回りが重要になります。 余談ですが、僕は四季報を見て投資をするのは長期投資家のやることではないとすら考えています。四季報見て投資をするのであれば、中期投資家でしょう。中期投資では、会社業績予想が四季報の業績予想値に対して良いか悪いかが株価に小さくない影響を与えることがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.21 07:26:19
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