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バリュー投資に騙されるな!

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2023.12.30
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 僕が、ここだけは譲れない、と最も大切にしている点。それは、低PER銘柄に投資をする、というこです。古今東西、投資家の試行錯誤により様々な投資手法が生まれ、実践されていく中でその多くが淘汰されていきました。残ったのはシンプルな投資戦略。その中でも、最も重要な指標であるのがPERです。PERとは1株当たりの利益の何倍まで株価が買われているかの数値ですので、当然小さい方が良いです。

 ただし、利益が不安定な企業ではPERが安定しないので、PERは余り重要視するべきではありません。低PERであっても、景気悪化時に大きく利益が下がる場合は、今の低PERは一時的なものである場合が多いからです。逆にこれから景気が良くなる場合は、高PERであっても投資妙味がある場合が少なからずあります。

 毎年安定した利益を出している企業であれば、PERは低ければ低いほど好ましいです。業績回復している企業や成長企業の場合は、増加しつつある利益とPERを元に考えます。市況にもよりますが、利益成長の殆どない場合はPER8倍以下、10%未満の利益成長であればPER10倍程度、10%以上20%未満の利益成長であればPER12倍程度、20%以上の利益成長であればPER15倍程度、まで許容するかなという感じです。



 厳しいと思われるでしょうか?
 2021年まで日本はデフレだったので、この程度厳しい目安が丁度良かったのではないかと思います。今後日本がデフレを脱却して、スタグフレーションにならずに正常な範囲でのインフレになるのであれば、もう少し購入可能なPER水準は高くなると思われます。(悪性インフレに中期的に苦しむと思いますので、投資する企業の業種が今まで以上に重要になりそうです)

 年々利益が低下する企業は、低PERであっても投資をするべきではありません。ただし、利益低下が一時的なものであれば投資妙味があります。そこを判断できるのであれば減益企業への投資も良いです。一時的な業績低迷で大きく株価が下落したと判断した場合は、買い下がることが多々あります。単年度のみの特損などがこれに当たります。
 マンションデベロッパーの期ズレなどのように、単年度のみの減益要因と思われていても連続する場合があるので注意が必要です。成長銘柄では、一時的な減益要因が売上の低迷のサインであることもあります。

 高PER銘柄は、将来利益が大きく増加することを前提に買われています。投資家の期待通りにならなかった時には、株価が大きく下落することになります。低PER銘柄はこの逆です。将来利益が大きく増加しないと思われています。そのような銘柄が、大きく利益を増加させると、株価は急上昇します。そして利益成長が何年も続くと、株価は上昇を続けます。
 そのような銘柄を探すのです。四季報の業績予想には全く反映されていないが、今後大きな利益成長が期待できるような銘柄。或いは利益成長が見込まれているが、実際はそれ以上に大きな利益成長をすると思われる銘柄。そのような銘柄が低PERであれば、投資妙味はあります。僕はそのような銘柄で大きな利益を得てきました。

 参考として、僕が大きな利益を得た銘柄をいくつか紹介します。
 僕が株を購入し始めたタイミングを水色個所で示します。その時点での凡そのPERとPBRを記載します。

ワールドホールディングス(証券コード2429)  PER5倍、PBR1倍


G-7HD(証券コード7508)   PER5倍、PBR0.5倍


SBSHD(証券コード2384)   PER5倍、PBR0.5倍


JBCC HD(証券コード9889)   PER10倍、PBR1倍


 これらは僕が買い始めた頃は低PER銘柄でした。低PER銘柄が利益成長しながらPER水準を上昇させると、優れたパフォーマンスを得られることが分かると思います。
 水色枠の個所以降も買い続けています。僕は買う時も、売る時も、何度かに分けて実施します。
 上の4つのチャートでは、最も多い株数を保有していた時期を黒枠、全部売却した時点を緑で示しています。これを見て頂ければ、僕の投資手法が少し分かるかもしれません。
※ G-7HDのみ、売り上がり続けて既に保有株数は少ないですがまだ保有しています。





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Last updated  2023.12.30 08:45:37
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