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テーマ:洋楽(3391)
カテゴリ:ライヴ
Beckのサポートなんかでも、その才能を遺憾なく発揮している彼。 今年のフジでも、感動のステージを見せてくれました。 とても楽しみにしていたライヴなので、けっこう前からわくわくしていました。 この日はサポートアクトが2組。 日本のバンド・フジファブリックと、RogerのツアーメンバーでもあるKevinことLinus Of Hollywood。 整理番号が早かったので、2列目のど真ん中で見ることができました。 まず、フジファブリックが登場。 名前だけは知っていましたが、どんな音なのかは知りませんでした。 なかなか良い感じのバンドサウンドだったと思います。 VoさんのMCがあまりにぎこちなくて、面白かったです。好感度高かった! ラストの曲は、なんとRogerとの共作ということで、Roger本人も加わっての演奏でした。この曲がいちばん良かったかな?? 次はLinus Of Hollywood。 木村カエラにも曲を提供したりしているんですよね。 彼はアコギ1本のセットでした。 終始、ニコニコと笑みをたたえて、本当に楽しそうにプレイしていました。見ている方も、ほんわかとした気持ちになりました。 ギルバート・オサリバンの「Alone Again」のカヴァーなんかもやったりして、楽しい時間が流れていきましたね。 気になったのは、彼がなぜかDrive-thru RecordsのTシャツを着ていたこと。なぜ、ポップ・パンクのバンドが多いあのレーベルのTシャツを着ていたんだろう…?謎。 そして、ようやくRogerの登場です! 客電が落ちた途端に、今までとは明らかに違う、大きな歓声。 それから、Rogerがすすーっと現れました。 本当に彼は小柄で華奢ですね。 一発目の曲は、フジでやったものと同じだったように思います。コーラスのすごさに圧倒されて、ただただ聴き入ってしまいました。 もちろん、彼のアルバムからも多数。どの曲も、アルバム以上にポップしていて、キラキラしていて、本当に夢のような空間が出来上がっていました。あのポップネスは、誰にも真似できないものだと思いました。まるで遊園地みたいな、ハッピーで不思議な世界を体感したのは、彼のライヴだけです。 カヴァーも多かったです。私の知識不足のため、誰のものなのかちゃんと覚えていませんが…むむ。 Rogerのキーボードは冴えわたりまくりでした。あんなにすごいキーボード、見たことない。それに、彼のVoも、終盤になって調子を上げてきたようで、keiちゃんと何度も「すごかったね~」と話していました。 MCでは、ゴキゲンな様子を見せていました。「Lovely!」と何度も言っていましたよ。 Drの、ex-imperial drugのEricさん(でいいと思うんですが)と掛け合いなんかしていて、微笑ましかったです。 そして、ずっと昔にJellyfishでライヴに来たよね~なんて話も出たりして、盛り上がったと思っていたら… やりました! The King Is Half Undressed!!(Midge大佐さんありがとうございます!) Jellyfishの、懐かしい曲です!! イントロが流れ出した瞬間に、地鳴りのような「おおお~!!」という歓声が響きました。 あのコーラスも、メンバーが頑張ってくれたおかげで、しっかりしていました。 感動モノでした。 終わりが迫ってくるのを、認めたくないくらい、素敵なひとときでした。 帰りたくなかったです。ずっとあの場にいたいと思いました。 まさにポップの魔術師。 彼の魔術に、すっかりしてやられてしまいました。 終わったのは22時すぎ。 そんなにやってたっけ?もっと短かったような気がするよね、なんて話をしながら、keiちゃんと家路につきました。 あ、そうそう、Rogerさんの服は… 相変わらずでした(笑 フジのときの、鋲打ちの上着は、アンコールで登場でした。あああ~着てきちゃった~というところです(笑)。これ、レザーなのかと思っていたら、近くで見ると、どうも布帛のようでした。 それまでは、多少マシな、ストライプのジャケットと、ヒッピーくさいブルーのTシャツだったんですけどね(それでも十分アレな感じです・笑)。 でも、ジャケット、腕のとこ、穴が開いてたような…気が…。 MCで言ってましたが、古着屋さんで見つけたのかな?だからあんな感じなんでしょうか…嗚呼。 それでも、そんなところがキュートなRogerなのであります。 あの場にいたみんなが笑顔。 Jellyfishへの思い、今のRogerへのリスペクト、いろいろな思いが詰まった、素敵なライヴでした。 もう、こぼれたミルクには泣かない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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