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テーマ:洋楽(3286)
カテゴリ:音楽
Martin Gustafsson(とお友達)によるプロジェクト・Boy Omegaのアルバム「Hope On The Horizon」(2007年リリース)を今ごろになってよく聴いています。 これを買ったのは、おそらくリリース当時だったと思うのですが、たぶんそのころは私の状態もあまり良くなくて、さっと聞き流してしまいこんでしまったようです。 この間、なんとはなしにCDラックでこれを見つけて、聴いてみることにしました。 こんなに良かったっけ?というのが新たなる第一印象。 当時、「なんかぴんとこない…」と思ったからしまいこんでしまったはずなのですが、なぜ当時そんなことをしたのか、まったく理解できない。当時の私はなんてもったいないことをしていたのでしょう。 Bright Eyesを思い起こさせるようなVoと、ベルセバもかくやと思わせるやわらかなメロディとストリングス。1曲目にはArcade Fireのゴージャスさもあるような。 全体的には明るいサウンドのようなのですが、詞がとっても暗いです(苦笑 この音で「希望なんかない」とか「僕に銃口を向けて、生の素晴らしさを話しておくれよ」とか、「きみは僕を引き裂いた」とか、Smithsほどの痛烈さとまではいかなくても、けっこうなダークネス満載の詞です。 サウンドとのギャップが、余計に面白いと思います。 ラストを飾る「True Heaven」という曲は、12曲の中でも長尺でかなり暗めかつドラマティックなメロディで、ここまで聴いてくるとちょっと意外に感じます。しかし、この曲になってようやく、「a new sun is rising」とか「there's hope on the horizon」とか言ってくれるようになります。でも今度は音が暗いという…。 ちょっといびつな雰囲気を持ったBoy Omega。スウェディッシュポップというにはなんだかひねくれていますが、かなり面白い人かも、と思いました。 なんとBjorn Kleinhenzも参加しています。この人のアルバム持ってる…! マイスペ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.19 16:09:38
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