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テーマ:洋楽(3332)
カテゴリ:音楽
![]() THE ULTRA VIVID LAMENT 【輸入盤】▼/MANIC STREET PREACHERS[CD]【返品種別A】 このジャケットだけ見たら、北欧の心地よいギターポップが流れてくるんだろうと本気で思ってしまいますが…これはManic Street Preachersの14枚目のアルバム「THE ULTRA VIVID LAMENT」です。 しかし、ライナーを拝見したところ、私の印象もあながち的外れでもなかったのかなと思います。というのも、今回はピアノをゲットしたJamesが、ピアノメインで作曲し、ABBAの影響を大いに受けたそうで。 全体を通して、ピアノが美しい調べを奏で、そこにABBAっぽいリズムをたたえたポップなメロディーが躍っています。「Orwellian」は特にそれが感じられるかもしれません。Manicsらしい流麗さと北欧ポップが見事に調和したナンバーです。 ピアノが随所に使われていることで、メロウさが際立つところではありますが、それがお涙頂戴のメロだけにならないのがManicsらしさ。根底にある力強さ、鋭い視点、時に絶望し、それでも這い上がる。それがアルバムを通して私には感じられたような気がします。 私がManicsのアルバムでいつも気になっていて、たいていお気に入りになるのが、外部の女性Voを迎えた一曲。今回は「The Secret He Had Missed」で、Sunflower Beanで活動するJulia Cummingがゲストヴォーカルとして花を添えています。 その一方で、Screeming TreesのMark Laneganが低く渋い歌声を聞かせてくれた「Blank Diary Entry」も味のある一曲です。私はQOTSAのイメージがありますが、昨年亡くなられましたね。 個人的に嬉しいのは、やはり「Still Snowing in Sapporo」。日本のことを歌ってくれると、なんだか親近感が増しちゃいます。ライヴでも披露してくれました。 耳に残るナンバーは「Don’t Let the Night Divide Us」。Manicsらしい「怒り」と「警告」が、力強くもキャッチーなメロディに乗せられて流れ出すと、何とも言えず拳を握りしめたくなるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.04 19:35:47
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