麺聖のブログ<将棋12>
先日の順位戦で羽生九段が3勝目を上げたが、負けることが話題なってた羽生さんが勝つことで話題になるのに時代の流れを感じる。ところで羽生さんのA級在位28期対して加藤一二三 九段は36期。連盟は加藤さんに何らかの称号を与えても良いと、ふと思った。
さてさて大阪の高槻市で開催された王将戦第2局は、後手番渡辺王将の勝ちで2連勝。こうなると現代将棋界の最強者は渡辺王将を苦にしない藤井ニ冠になるのかも(笑)。
将棋の駒は昔は職人さんが作ってたが、今では趣味から入る人が多くなっている。良いか悪いかは別としてこれも時代なのだろう。
富士宮市には将棋の駒を手作りしている「富士駒の会」という駒師の集まりがある。そこで訳ありとされてた駒が気になり買った。富光作 兼成書 彫駒 島黄楊 柾目。目土めの不具合で漆滲みがあるため材料費のみらしい。
洸貴作の駒袋に入れて、高橋徹男作タモ駒箱に保管。盤は時代物の国産榧の柾目6寸強。訳あり品だからこそ脇をしっかり固めて(笑)。