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カテゴリ:売上向上実践会・天人地の会
儲かる会社にあって儲からない会社にないもの
前回は、営業とは一体どんなことをすることなのかについて、具体的で適切な営業教育を受けたことが無いのが現実だと述べた。先輩との同行による見よう見まね学習が当たり前のごとくまかり通っている。 そして、なぜ売れないのか? 全社員に質問し、この質問にたいする回答を全員で共有することが、利益率の高い会社に化けさせるための第一歩になるとも述べた。各回答の中に会社存続発展のキーワードが必ず含まれているものだ。 どんな事業でも過去と同じ方法を踏襲していては、今以上のレベルに上がることはできない。それは自明の理である。発想の転換こそが売れるキーポイントになる。 その一つがお客さんから「断られる理由」を20個書き出す作業だ。こんな簡単な命題だが、それがわかれば必ず売上があがる。しかし、突き詰めて考えたことがない。 さて「成功者」と聞いて、どのような人を連想するだろうか?ひと口に「成功」といっても、受け止め方は人それぞれ違う。ここでは、年収が1500万円を超えている人を成功者とする。では、年収が1500万円を超える人はどれくらい居るだろうか? 答は、たったの65万人だ。これは日本の総労働人口のわずか1%にすぎない。残りの99%は年収が1500万円以下なのだ。 世の中には、たくさんの成功法則が溢れている。そして、毎月どこかでビジネスセミナーが開催され、いつも盛況だ。それなのに、年収1500万円を超える成功者は、毎年たったの1%しかいない。 なぜだろうか。 実は世の中に溢れている成功法則は、ただ丸暗記しただけでは実際の現場でまったく使い物にならない。 成功法則は、料理の素材と同じで煮て焼いて味付けをして初めて威力を発揮するものだからだ。 要するに応用が大切なのだ。 だが、この応用策を具体的にあかす経営セミナーは無かった。 実は講師自身が現場の実践者としての成功体験がないことが一番の理由だろう。 今日のテーマ 事業の不振原因はたったの6つ 1・新規顧客開拓を計画的におこなう策を持っていない 2・既存顧客への販売金額を増やす策を持っていない 3・既存顧客に購入回数を増やす策を持っていない 4・社員一人当たり必要売上高・社員一人当たり必要粗利益達成目標とその期限が提示されていない 5・競合他社と全く異なる自社の利点づくり策がない 6・孫子の代まで残る自社の売れる営業の仕組みがない 今すぐこの6項目を策定実行するサイクルができれば、他社がマネできない独自の仕掛けいっぱいの土俵で戦えることになる。 自社の土俵を持つことこそが究極の戦略になるのだ。 順風満帆で孫子の代までなにも問題がないという企業はさておき、販売不振・六つの原因に「なるほど!」と理解を頂いたならば、何はさておき急いで取り掛かることが肝心だ。 会社の血となり肉となるのは、既存顧客であり新規顧客だ。 会社を人間に例えれば、今後どのような食物と水を摂取するかによって、企業体質が決まるからだ。 インスタントな行き当たりばったり食品を食べ続ければどうなるかは説明の必要もないだろう。 自社にあった良い顧客だけを選び自社基準に達しないお客は、お断りするのが戦略のある会社の証拠でもあるのだから。 儲かっている会社は、顧客を選び不平等の平等を貫く。 ゆえに実際にヒマだ。 社員給与は業界トップ。 戦略と戦術を女子総務まで知り尽くしチームの一員として強力に稼働する。常に次の先手を打てる体質は職場が明るい。 戦略のない会社は全てが逆でいつも忙しく、概して騒がしい特徴をもつ。 集客と営業と失敗しない広告の出し方作り方は、 売上向上実践会 天人地の会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.28 07:44:44
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