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めたもるの空間(とってもすぴりちゃる)

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カテゴリ:フナ理論
仏教で言うところの悟りってあるでしょ。

あれって便利な言葉でして。
日本人であれば、”悟ってるなあ”と言うだけで、ニュアンスが伝わる。
でも、肝心の内容については何にも分かりません。

つまり、なんだかわけのわからないことを理解したつもりでいることを、”悟っている”と言うわけです。

それは悟ってるのではなく、逆にあきらめてるだけなのかもしれず。
正直、悟った感覚って、その人にしか分からないわけです。

本来の意味は、仏教の悟り、つまり”涅槃”に到達した状態を表しています。
涅槃に到達すると言うのは、解脱、つまり輪廻のくびきから解放され、運命の輪から外れた人のことを言うのです。

これを今の日本人に言うと、

”死んだ人の事ね”

となります。

死ぬと運命のくびきから解放されると言われているのです。

これ、おかしくないですか?

お釈迦様は、”生きたまま”涅槃に達してるのですよ。
なのに今の仏教は死なないと涅槃にけないと言うのです。
なぜこうなったのかと言うのと、インドのやつらのせいです(苦笑)

インドでは、輪廻から解脱するのに何度も輪廻転生を繰り返すしかないと説明しました。
これはヒンドゥー教の初期の教えで、それが大乗仏教の編纂時に紛れ込み、そのまま中国に輸出されました。
それを輸入した日本でそのまま利用されているためです。

では本当の意味の涅槃、悟りを得ると言うのはどういう状態のことでしょうか。

ここまで書くと、賢明な読者にはもうお分かりでしょう。
ハイセルフと接続した状態を、涅槃と表現したのですよ。

ハイセルフからハイマナが天の甘露として降り注ぎ、得も言われぬ境地に落ちた。
それをお釈迦様が、”涅槃(ニルバーナ)”と言ったのです。

これが本当の意味の、”悟り”なのです。

ハイセルフと接触が叶った場合、それはすぐに理解します。
人間が普通に生きてるだけでは絶対に感じられない感覚を得ます。

その時、絶対にこれはハイセルフと接触したと、どんなに鈍くて頭のねじが緩い人でも一瞬で悟るのです。
それは間違いようがありません。疑問の余地もなく、疑う事すらできないくらい確実なものです。

砂糖が甘い、塩が辛い、太陽が明るく、ダイヤモンドはきらめく。
それと同じで普遍的な感覚として理解できるのです。

衆生がお釈迦様にあれこれ質問してきます。

”涅槃とはどんな感じですか?それは何かにたとえて表現できますか?”

お釈迦様はそれにこたえません。ただ一言。

”やればわかる。”

それだけでした。

悟りとは理解力ではなく、ほぼ物理的な力を持ったエネルギーです。
暴風雨に放り込まれたような感じでいて、危険性はなく、人種を超えて理解できる智慧。
それがハイセルフとの接触なのです。





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最終更新日  2015.05.17 20:59:30
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