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駐車場を整備してフェンスをした時に、石が沢山出てきた。 この石のことも、お金を出せば他の廃棄物と一緒に 業者が引き取ってくれるものだと単純に考えていた。 ところがどうやら石は廃棄物とならないらしい。 コンクリートの残骸は廃棄物でも、石は自然なものだから 引き取ることは出来ないと言われてしまった。 ではどうすれば良いのか? と業者に聞くと、「埋めてください」 という一言だった。 自然のものは自然に返すということのようである。 父親が石とかを使って花壇を作るから、石が山ほど有る。 機能性を重視する私には、その石は邪魔だと感じただけだった。 その感情は半年ほど続いたのだが‥、先週の日曜日のことである。 目の前に積んであるだけの石を考えると、たとえ邪魔でも 何かに使うほうが良いだろうと考えて一本の木の周りに配置してみた。 するとこれがとても美しく感じられたのである。 この感情には、自分でも驚いた。 木の周りを石で囲っただけなのに、それが美しいと感じられたのである。 そこで更にその周りに石を置いて、小さな石畳を作ってみた。 またまたびっくりしたのだが、とても美しいのである。 少し前までは邪魔でしかなかった石が、凄く輝いて見えるのである。 嬉しくて嬉しくて、毎日会社に出掛ける前に覗いてから行く。 覗いて美しいと感じ、自分のセンスに惚れ惚れする始末である。 本当に不思議なのだが、邪魔だったものが美しいものに変身したのだ。 考え方の視点を変えて工夫をしただけで、 180度違った感情を呼び起こす結果となった。 嫌なものでも視点を変えれば受け入れられるようである。 今回のこの石においては、受け入れるだけでなく好きになってしまった。 案外嫌いだと思い込んでいるだけかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月05日 12時00分58秒
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