テーマ:私のイギリス生活(443)
カテゴリ:イギリス留学
1988年10月19日(水)
いよいよ長年の夢だった留学生活に向けて、イギリスへ出発の日がやってきました。この頃の気持ちを思い出すと、不安がないわけではありませんでしたが、不安よりもずっと期待が大きくて、わくわくした気持ちでいっぱいでした。 13:15 成田空港発 シンガポール航空 SQ77 この頃は飛行機は北回りか南回りしかなかったので、安い南回りを選ぶしかありませんでした。1年のオープンチケットは、シンガポール航空かキャセイ、安めのいくつかの航空会社しかなかったように思います。直行ではアエロフロートもあったけれど、オープンはあったのかな・・・? シンガポール航空は、飛行機とサービス自体はよかったのですが、シンガポールまで7時間、ドバイまで7時間、ロンドンまで7時間、そして、その間にトランジットがあり、計24時間かかるのが長くてつらかったです。 両親と友達が見送りに来てくれたと思うのですが、写真が1枚もありません。現在と違って、デジカメではないのもあり、本当に写真が少ないです…。 *トランジットの場所を結んだだけで、フライト航路ではありません。 成田-シンガポール 成田からシンガポールまでは、私が窓側で、隣の二人がシンガポールの人たちでした。彼らは出張で日本に行って、シンガポールに帰るところでした。とても良い人たちだったし、これから英語を勉強する私にとって、彼らとの英語での会話は勉強になり、良いスタートとなりました。 シンガポール-ドバイ シンガポールでトランジット。でもたぶん2時間位の待ち時間だったと思うので、たぶんトランジットの手続きや移動、あと少しぶらぶらしているうちに時間になったと思います。 ドバイ-ロンドン ドバイは給油で立ち寄ったと思いますが、記録も記憶もなく空港で降りたのかどうかわかりません。降りなくてよかったなら、もしかしたら疲れて機内で寝ていたのかも…!? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1988年10月20日(木) 6:35 ロンドン ヒースロー空港着 24時間の長いフライトの後、ようやく憧れのロンドンに到着しました! 【入国審査】 事前に調べたところでは、留学とはいっても語学留学、それもブライトンの学校は2ヶ月しか申し込んでいなかったので、たぶん観光ビザしかもらえないと思っていました。 ところが「今の学校はいいかどうかわからないので2ヶ月しか申し込んでいないけれど、たぶん学校を変えると思うので1年滞在したい」とつたない英語で話すと、「では1年あげましょう」と、1年の学生ビザをもらってしまいました! ただ1週間以内に警察に登録に行くようにと言われ、予想もしていなかった私はどうしていいか途方にくれてしまいました。 この後ブライトンに行ってから警察に連れていってもらったのですが、登録するのに何十ポンドか払い、学生ビザのグリーンカードを受領。これが後で役に立つのですが、この時の私は、何で私だけお金を払わないといけないんだろうと思ったものでした。 8:00頃 ロンドン ヒースロー空港発 せっかくイギリスに来たのだから、ホームステイ先のブライトンに行く前にロンドンを見たいなあと思って2泊することにしていました。 空港からロンドンの中心地までは空港バスで向かいました。バスだと外の景色を見る事ができて、あ~イギリスに来たんだなあと感動。バスの中から撮った写真はこの2枚しかなく、あまり感じが出ていませんが・・・。ずっとわくわくどきどきしながらバスに乗っていたと思います。 タワー・ブリッジ (Tower Bridge) 宿泊したYWCAに荷物を置いて、ロンドン観光へ。まずは「タワーブリッジ」へ向かいました。写真でしか見ていなかったタワー・ブリッジを目の前にしてすご~く感動!! ひたすら何枚も写真を撮りまくっていました。 「テムズ川に架かる跳開橋。1886年に着工、1894年に完成。可動部分は初期の頃水力を利用して開閉していたが、現在は電力を利用している。」 ロンドン塔(Tower of London) 「1066年にイングランドを征服したウィリアム1世が1078年にロンドンを外敵から守るために堅固な要塞の建設を命じ、本体は約20年で完成。」 この後どうしたのか、夕食はどうしたのか、記録がないのでわかりませんが、初日だし疲れていたはずだから何か買っていって、宿泊したYWCAで食べたのでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1988年10月21日(金) この日もいい天気。1日で主な所を回りました。 ホース・ガーズ (Horse Guards) 「ロンドンのホワイトホールとホース・ガーズ・パレードの間に存在するパラディオ様式の建物」 午前10時から午後4時まで、乗馬した騎兵が一時間ごとに交代する様子を見ることができます。 赤のジャケットのライフガーズ。 紺のジャケットのブルーズ・アンド・ロイヤルズ。 両隊がむかいあいます。 ライフガーズが退場。 きりっとしたホースガーズ。じっと動かず笑ったりもしません。 街灯も雰囲気があって素敵です。 ビッグ・ベン (Big Ben) 「ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する時計台(Clock Tower)の大時鐘の愛称」 写真で見ていた「ビッグ・ベン」にやってきました。わあ~っ、ロンドンだ!と感動。観光客がたくさんいて写真を撮っていたので、私も写真を撮ってもらいました。 ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)の全景。 ウェストミンスター寺院 (Westminster Abbey) 「 ロンドン・ウェストミンスターにある、イギリス国教会の教会。聖ペテロ修道教会。戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。」 バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace) 「約1万坪の敷地を誇り、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館が設置されている。部屋数は、スイート19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、浴室78。宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるという。」 ヴィクトリア女王記念碑 (Queen Victoria Memorial) ヴィクトリア女王記念碑からThe Mallを見たところ。 宿泊したYWCAで。時差ぼけで結構つらかったです。いよいよ明日はブライトンのホームステイ先へ向かいます。期待と不安が入り混じった複雑な気持ちでした。 ②ブライトン・ホームステイ先到着~学校生活の始まり編 ★ブログランキングの応援クリックをお願いいたします♪ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021.08.30 08:27:38
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