ポートフォリオ含み損ランキング 2020年12月編。
さて「当ブログ有数の人気コンテンツ」に成長しつつあった、 ポートフォリオ含み損ランキングシリーズ ですが、この数か月は表ブログで出せておりませんでした。その理由は、ポートフォリオ上位で仕込み中の銘柄がたくさん登場していたために資金管理の関係でどうしても無理だったのです。 ただ前回出してから数か月が経過しましたし、このシリーズは「書くと頭が整理され、また自分の投資のどこが問題だったかがはっきりと分かって非常に役立つ。」という実感があるので、2020年の「大みそかスペシャル」として特別に出します。一部に仕込み中の玉が隠し切れずに登場してしまっていますが、そこは敢えて言及していませんので、その辺りは皆様も察してください。(汗) ちなみにこのシリーズは数か月前に書き始めたのですが、どの記事もアクセス数が多く更に時間が経ってもそれがあんまり落ちないという傾向があります。「なんでかなあ。」と考えたのですが、多分、人が損をしている話って、純粋にエンターテインメントとして滅法面白いからではないか?と現時点では思っています。(滝汗) さて前置きが長くなりました。それでは今月も、私の「過ちの一覧表」ともいえる2020年12月31日現在の、「ブリザード吹き荒れる寒々しい」最新のポートフォリオ含み損ランキングを見ておきましょう。 次にランキング内で目についたところを自分用のメモ書きとして思い付くままにざっくばらんにコメントしていきます。尚、以下の内容はすべて「今後自分がより良い投資家になるための、個人的な反省と内省」のためのものであり、一切誰にも投げていません。 本来であれば人様にはお見せしない、裏の「非公開日記」で書くべき明け透けでフランクな内容 ではあるのですが、このシリーズでは敢えて表ブログで書くこととしています。 その理由は、ブログでガラス張り&衆人環視の下で内省的な反省文を提出することが、自分のポートフォリオをより客観的に見るために、そしてポートフォリオ最上位群を「より精鋭揃いで総合殺傷力の高い布陣」にするために、極めて有意義で効果的であると考えているからです。それでは始めます。 保有全682銘柄中で含み損ランキング1位に輝いたのは、地銀上位の広島銀行を中核とする 7337ひろぎんホールディングス でした。ここは10月1日に超太っ腹な優待制度を新設しました。総合利回りが非常に高くかつ1単元が少額で買いやすいことから、「優待族的には鉄板案件だ。!」と大喜びで飛びついたのですが、マーケットでは全く評価されずに株価は低空飛行を続けています。 この理由についてですが、恐らく市場は、「太っ腹すぎてどうせ長続きしないだろう。」と判断したのかな?と現時点では考えています。後は、とにかく地銀株と言うのは不人気の極みにあるので、「地銀株ディスカウントを考えれば、別に特に安くない。」と見られた面もあると思います。 更にもう一つ言うと、今年2020年と言うのは「全体として優待バリュー株が不人気で評価されなかった。」ということもあると感じています。「総合利回りが10%近いぞ。これは全軍突撃で買いだー。」と我々単細胞竹槍優待族が大騒ぎしても、「それがどしたの? ちょっと落ち着きなさい。」と冷静に母なるマーケットに受け止められてしまい、あんまり力が出なかったということです。 ランキング9位には、「みんな大好き。」な 2914JT が登場しています。ここは元々は200株しか持っていなかったのですが、しばらく前に優待MAXとなる2000株まで買い増ししました。優待獲得に「保有1年縛り」が付いていることもあり、仕方がないのでこの塊は「永久保有」していくつもりでいます。 この手の、「配当性向が高い高配当株」 というのは過去の自分の経験では投資パフォーマンスが劣悪なことが多く、一番避けたいジャンルの銘柄なのですが、 JTのサイト で優待品を楽しく眺めていたら、俗に言う 「優待発作」 が起きてしまい、気付いたら2000株まで買ってしまっていたのです。優待株投資は本当に魔力があって恐ろしいですね。。。。 さて、これらの状況を総合的に見ると、現時点ではポートフォリオの損失管理はまずまずうまく出来ていると考えています。 以上、「ポートフォリオ含み損ランキング 2020年12月編」でした。 それではこれで今年の日記更新は終わりです。私は良い初夢が見られるように、これからサスケの録画を見ながら久々に心安らかに穏やかなひと時を過ごす予定です。皆様、1年間本当に有難う御座いました。 みきまる拝。